特許

J-GLOBAL ID：201503022021683635

真空断熱管および真空断熱トランスファーチューブ

発明者： 佐保典英 ,  小野瑞絵
出願人/特許権者： 佐保 ミドリ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-261901
公開番号（公開出願番号）：特開2015-117778
出願日： 2013年12月19日
公開日（公表日）： 2015年06月25日
要約：

【課題】真空断熱トランスファーチューブにおいて、極低温の冷媒移送管の熱変形等により、冷媒移送管が常温の断熱管の外管と機械的接触した場合や、冷媒移送管に巻付けた積層断熱材からの残留ガス放出で冷媒移送管設置空間の真空が劣化した場合においても、真空断熱性能の低下を防止し、真空断熱性能に優れたものとすること。【解決手段】真空断熱トランスファーチューブの最外層を構成する断熱管を、真空空間を密封内蔵する2重の真空密封断熱管で構成し、複数の真空密封断熱管を直列に連結できるように真空密封断熱管の両端部に連結用のバイオネットを設けたもので、極低温の冷媒移送管が前記真空密封断熱管の内側に接触したり、移送管設置空間の真空が劣化した場合においても、真空密封断熱管内管と外管にある密閉真空空間により常温部と断熱され、移送管への熱侵入量を低減する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

冷媒が流動する移送管を配置する第1の空間と、 大気空間と隔離した真空管を有し、 前記真空管の内側に前記第1の空間を負圧状態に保持形成する真空断熱トランスファーチューブにおいて、 前記真空管を、径が異なる外管と内管を同心状の2重管で構成し、 前記内管の内側に前記第1の空間を形成し、 前記外管と前記内管の間に前記第1の空間と隔離された負圧の第2の空間を形成する真空断熱管とした ことを特徴とする真空断熱管および真空断熱トランスファーチューブ。

IPC (3件)：

F16L 59/14 ,  F16L 59/06 ,  F25B 9/00

FI (3件)：

F16L59/14 ,  F16L59/06 ,  F25B9/00 B

Fターム (6件)：

3H036AA02 ,  3H036AB03 ,  3H036AB33 ,  3H036AC02 ,  3H036AD09 ,  3H036AE07