特許
J-GLOBAL ID:201503022516260200

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 古澤 俊明 ,  山田 一範
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-203993
公開番号(公開出願番号):特開2015-068582
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】室外機と室内機を1対1で接続するシングル接続において、接続される室内機が仕様の異なる複数種類ある場合、仕様が異なっても最適な目標吐出温度になるように補正できるようにした空気調和機を提供する。【解決手段】凝縮器又は蒸発器としての室内熱交換器15と、室外熱交換器13と、四方弁12と、圧縮機11と、電子膨張弁14と、電子膨張弁開度制御用室外機制御部16とを備え、室外機制御部16は、蒸発温度Teと凝縮温度Tcと過熱度SHを記憶する記憶手段26と、これらTeと、Tcと、SHとから算出する理論サイクルの吐出温度Trd算出手段28と、Trdに誤差要因の補正値Thdを加算する目標吐出温度Tmd算出手段29と、Tmdに、室内機形態による補正値Thtを加算する最終目標吐出温度Tmd2算出手段34とからなり、前記圧縮機11の吐出温度TdがTmd2に近づくように、電子膨張弁14の開度を調節する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
運転モードにより凝縮器又は蒸発器として作用する室内熱交換器と、同様の室外熱交換器と、運転モードを切換える四方弁と、冷媒の圧縮機と、絞り膨張用の電子膨張弁と、電子膨張弁の開度を制御する室外機制御部とを備えた空気調和機において、前記室外熱交換器に設けられた室外熱交温度センサと、前記室内熱交換器に設けられた室内熱交温度センサと、前記圧縮機に設けられた吐出温度センサとを具備し、前記室外機制御部は、前記蒸発器で検出された蒸発温度Teと前記凝縮器で検出された凝縮温度Tcとからモリエル線図上で冷凍サイクルが最適となるように、実験により求められた過熱度SHを記憶する記憶手段と、前記蒸発温度Teと、前記凝縮温度Tcと、前記過熱度SHとを用いて理論サイクルの吐出温度Trdを算出する算出手段と、前記吐出温度Trdに、圧縮機効率、熱損失の誤差要因を、前記凝縮温度Tcと前記圧縮機の運転しているときの回転数Nにより算出した補正値Thdを加算して目標吐出温度Tmdを算出する算出手段と、さらに、前記目標吐出温度Tmdに、室内機形態による補正値Thtを加算して前記圧縮機の最終目標吐出温度Tmd2を算出する算出手段とからなり、前記圧縮機の吐出温度Tdが前記最終目標吐出温度Tmd2に近づくように、前記電子膨張弁の開度を調節するように制御することを特徴とする空気調和機。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  F25B 1/00
FI (3件):
F24F11/02 102F ,  F25B1/00 304F ,  F25B1/00 304Q
Fターム (10件):
3L260AB02 ,  3L260BA71 ,  3L260CB06 ,  3L260CB08 ,  3L260CB14 ,  3L260CB15 ,  3L260CB23 ,  3L260EA27 ,  3L260FA10 ,  3L260FB07

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