特許
J-GLOBAL ID:201503022854876658

パワー素子の温度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-131064
公開番号(公開出願番号):特開2015-004623
出願日: 2013年06月21日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】 簡単な構成で、インバータの各相のパワー素子の温度を精度よく検出可能なパワー素子の温度検出装置を提供する。【解決手段】パワー素子の温度検出装置は、AD変換部2aを内蔵しインバータ5とグランドを共有するCPU2と、電源と各相のパワー素子IGBT付近に配した温度検出手段1の間を接続する上流側抵抗UR1、VR1、WR1と、温度検出手段1と各相のグランドの間を接続する下流側抵抗UR8、VR8、WE8とを備える。温度検出手段1の下流側抵抗には、パワー素子IGBTがオンオフしたときに温度検出手段1の下流側電位がAD変換部2aのグランドレベル以上となる抵抗値を持たせる。CPU2は、温度検出手段1の両端電位と上流側抵抗UR1、VR1、WR1の両端間電位とをAD変換部2aを通して測定し、上流側抵抗の両端間電圧をその抵抗値で除算して電流値を求め、この値で温度検出手段1の電圧を除算して温度検出手段1の抵抗値を得る。【選択図】図3
請求項(抜粋):
3相インバータの各相のパワー素子付近に温度検出手段を配して該温度検出手段の電圧をもとに前記パワー素子の温度を計測するパワー素子の温度検出装置であって、 インバータとグランドを共有し、アナログ-デジタル変換部を内蔵する中央演算装置と、 電源と前記温度検出手段との間を接続する上流側の抵抗と、 前記温度検出手段と各相の前記グランドとの間をそれぞれ接続する下流側の抵抗と、 を備え、 前記温度検出手段の下流側の抵抗は、前記パワー素子がオンオフしたときに前記温度検出手段の下流側の電位が前記アナログ-デジタル変換部のグランドレベル以上となる抵抗値を持つように設定し、 前記中央演算装置は、前記温度検出手段の両端の電位と上流側の抵抗の両端の電位とを前記アナログ-デジタル変換部を通して測定し、該上流側の抵抗の両端間電圧を上流側の抵抗の抵抗値で除算して電流値を求め、該電流値で前記温度検出手段の電圧を除算して前記温度検出手段の抵抗値を得るようにした、 ことを特徴とするパワー素子の温度検出装置。
IPC (2件):
G01K 7/24 ,  H02M 7/48
FI (2件):
G01K7/24 Z ,  H02M7/48 E
Fターム (6件):
5H007AA12 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DC08

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