特許
J-GLOBAL ID:201503023012834325

ニッケルペーストの製造方法及びニッケルペースト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 正林 真之 ,  林 一好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-175828
公開番号(公開出願番号):特開2015-046256
出願日: 2013年08月27日
公開日(公表日): 2015年03月12日
要約:
【課題】ニッケル粉を凝集体のない状態で分散させ、塗布後の乾燥膜密度に優れ、積層セラミックコンデンサの内部電極用に好適に用いられるニッケルペーストの製造方法を提供する。【解決手段】ニッケル粉の水スラリーに、有機溶剤と界面活性剤とを添加するニッケル有機スラリー形成工程と、水層と有機相とに分離した前記ニッケル有機スラリーから前記水層を分離して、有機層ニッケル有機スラリーを得る水分離工程と、前記有機層ニッケル有機スラリーに有機樹脂バインダーを添加して混錬する工程と、を備え、界面活性剤としてラウロイルサルコシン等の特定構造の分散移行促進剤を含有し、分散移行促進剤の添加量は、分散移行促進剤の総分子断面積がニッケル粉の総表面積の1〜4倍となる量であり、有機溶剤の質量S1とニッケル粉の水スラリー中の水の質量Wとの比であるS1/Wが0.02<S1/W<0.4の範囲内である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ニッケル粉の水スラリーに、有機溶剤と界面活性剤とを添加するニッケル有機スラリー形成工程と、 水層と有機層とに分離した前記ニッケル有機スラリーから前記水層を分離して、有機層ニッケル有機スラリーを得る水分離工程と、 前記有機層ニッケル有機スラリーに有機樹脂バインダーを添加して混錬する工程と、を備えるニッケルペーストの製造方法において、 前記ニッケル有機スラリー形成工程において、前記界面活性剤として下記の一般式(1)又は(2)で表される分散移行促進剤を含有し、 前記ニッケル粉に対する前記分散移行促進剤の添加量は、前記分散移行促進剤の総分子断面積が、前記ニッケル粉の総表面積の1〜4倍となる量であり、 前記有機溶剤の質量S1と、前記ニッケル粉の水スラリー中の水の質量Wとの比であるS1/Wが、0.02<S1/W<0.4の範囲内であることを特徴とするニッケルペーストの製造方法。
IPC (6件):
H01B 13/00 ,  B22F 9/00 ,  H01B 1/22 ,  B22F 1/00 ,  H01G 4/232 ,  H01G 4/30
FI (6件):
H01B13/00 Z ,  B22F9/00 B ,  H01B1/22 A ,  B22F1/00 M ,  H01G4/12 361 ,  H01G4/30 301C
Fターム (25件):
4K017AA03 ,  4K017AA08 ,  4K017BA03 ,  4K017CA07 ,  4K017DA08 ,  4K018AA07 ,  4K018AB10 ,  4K018AC01 ,  4K018BA04 ,  4K018BD10 ,  4K018KA39 ,  5E001AB03 ,  5E001AC09 ,  5E082AB03 ,  5E082BC36 ,  5E082EE04 ,  5E082EE23 ,  5E082EE35 ,  5E082FF05 ,  5E082FG04 ,  5E082FG26 ,  5G301DA10 ,  5G301DA42 ,  5G301DD01 ,  5G301DE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 金属超微粉スラリー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-206925   出願人:JFEミネラル株式会社
審査官引用 (1件)
  • 金属超微粉スラリー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-206925   出願人:JFEミネラル株式会社

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