特許
J-GLOBAL ID:201503023928045385

偏光画像計測表示システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子 ,  伊東 秀明 ,  三橋 史生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-194840
公開番号(公開出願番号):特開2015-033587
出願日: 2014年09月25日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】偏光特性画像を得て、病変部等からの表出組織を識別可能に表示することができ、医師の診断を支援することができる偏光画像計測表示システムを提供する。【解決手段】偏光画像計測表示システムは、偏光状態の異なる複数の偏光光を被検体に順次照射する照射部と、偏光光が照射される毎に、被検体からの反射光を順次撮像して、その光強度画像情報を出力する撮像部と、反射光による複数の光強度画像情報に偏光変換処理を行って、偏光特性の異なる複数の偏光特性画像情報に変換する偏光変換処理部と、複数の偏光特性画像情報のそれぞれを、可視化して表示するための複数の表示用偏光特性画像情報に変換する表示変換処理部と、複数の表示用偏光特性画像情報に基づいて、複数の表示用偏光特性画像情報に各々対応する複数の表示用偏光特性画像のうちの2以上の表示用偏光特性画像を組み合わせて合成画像情報を作成する画像合成部と、合成画像情報に基づいて、合成画像情報に対応する合成画像を表示する表示部と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
偏光状態の異なる複数の偏光光を被検体に順次照射する照射部と、 前記偏光状態の異なる偏光光が前記照射部から前記被検体に照射される毎に、該被検体からの反射光を順次撮像して、その光強度画像情報を出力する撮像部と、 前記撮像部から出力される、偏光状態の異なる複数の偏光光の、被検体からの反射光による複数の光強度画像情報に偏光変換処理を行って、偏光特性の異なる複数の偏光特性画像情報に変換する偏光変換処理部と、 前記偏光変換処理部で得られる、偏光特性の異なる複数の偏光特性画像情報のそれぞれを可視化して表示するための複数の表示用偏光特性画像情報に変換する表示変換処理部と、 前記表示変換処理部で得られる複数の表示用偏光特性画像情報に基づいて、該複数の表示用偏光特性画像情報に各々対応する複数の表示用偏光特性画像のうちの2以上の表示用偏光特性画像を組み合わせて合成画像情報を作成する画像合成部と、 前記画像合成部で得られる合成画像情報に基づいて、該合成画像情報に対応する合成画像を表示する表示部と、を備え、 前記偏光変換処理部は、前記複数の偏光特性画像情報として、偏光解消度、光の偏光度、位相差、位相差の方位、吸収の方位、旋光の偏光特性の偏光特性画像情報を得るものであり、 前記偏光変換処理部は、強調すべき偏光特性の領域として、前記偏光解消度のうちの、膠原線維に対応した偏光解消度の領域を設定し、かつ、前記位相差のうちの、前記膠原線維に対応した位相差の領域を設定して、前記複数の光強度画像情報を、前記偏光特性の領域が強調された複数の偏光特性画像情報に変換するものであり、 前記画像合成部は、偏光解消度と位相差の偏光特性画像情報に対応する偏光解消度画像と位相差画像を組み合わせて合成画像情報を作成するものであることを特徴とする偏光画像計測表示システム。
IPC (5件):
A61B 1/00 ,  A61B 1/04 ,  A61B 1/06 ,  G01N 21/21 ,  G02B 23/24
FI (5件):
A61B1/00 300D ,  A61B1/04 370 ,  A61B1/06 A ,  G01N21/21 Z ,  G02B23/24 B

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