特許
J-GLOBAL ID:201503024571247029

圧力作動弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 瀧野 秀雄 ,  川崎 隆夫 ,  瀧野 文雄 ,  津田 俊明 ,  鳥野 正司 ,  朴 志恩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-147728
公開番号(公開出願番号):特開2015-021518
出願日: 2013年07月16日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】ダイヤフラム体のチャタリング動作を抑制できる圧力作動弁を提供する。【解決手段】圧力作動弁は、複数の薄膜金属51が積層されて構成されている。複数の薄膜金属51のそれぞれは、環状平板部53とその内縁に連接された山状の突部54とを有している。そして、弁ポートが、弁ポートに最も近い薄膜金属51の突部54の中央部分Cの移動に応じて開閉され、弁ポートが閉じられる弁閉時において、弁ポートに最も近い薄膜金属51Aの突部54の中央部分Cが反転動作開始位置P1における当該中央部分Cに対応する位置を反転動作方向側に超えて配置されかつ当該突部54の中央部分C以外の部分が反転動作開始位置P1における当該中央部分C以外の部分に対応する位置の手前に配置された形状に予め変形されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
弁ハウジングと、前記弁ハウジングと共に弁室を区画する、当該弁室内の流体圧力により変形するばね性の複数の薄膜金属が積層されて構成されたダイヤフラム体と、前記弁ハウジングに設けられ、前記流体圧力による前記ダイヤフラム体の変形に伴って開閉される弁ポートが形成された弁座部と、を備えた圧力作動弁であって、 前記複数の薄膜金属のそれぞれが、環状平板部と当該環状平板部の内縁に一体に連接された平面視円形状で一方向に山状に盛り上がった突部とを有し、単体状態において前記突部全体が初期形状から前記一方向と反対の反転動作方向に向けて所定の反転動作開始位置に至る形状まで変形されたときに当該突部がスナップアクション式の反転動作をするように形成され、前記突部がそれぞれ同一方向を向くようにして互いに積層され、 前記ダイヤフラム体が、前記複数の薄膜金属のそれぞれの突部を前記弁ポート側に向けるようにして当該ダイヤフラム体の周縁が前記弁ハウジングに固定され、 前記弁ポートが、当該弁ポートに最も近い前記薄膜金属の突部の中央部分の移動に応じて開閉され、 前記弁ポートが閉じられる弁閉時において、前記弁ポートに最も近い前記薄膜金属の突部の中央部分が前記反転動作開始位置における当該中央部分に対応する位置を前記反転動作方向側に超えて配置されかつ当該突部の中央部分以外の部分が前記反転動作開始位置における当該中央部分以外の部分に対応する位置の手前に配置された形状に予め変形されている ことを特徴とする圧力作動弁。
IPC (1件):
F16K 17/04
FI (1件):
F16K17/04 E
Fターム (6件):
3H059AA08 ,  3H059BB02 ,  3H059BB37 ,  3H059CD06 ,  3H059DD03 ,  3H059EE01
引用特許:
審査官引用 (1件)

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