特許
J-GLOBAL ID:201503025707731163

MIG溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梁瀬 右司 ,  振角 正一 ,  丸山 陽介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-231907
公開番号(公開出願番号):特開2015-093275
出願日: 2013年11月08日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】電着塗装される母材を溶接するMIG溶接方法において、塗料の未付着や、付着した塗料の剥離による母材表面の錆の発生を確実に防止できるようにする。【解決手段】シールドガスとして酸化成分の多いCO2ガス100%を使用し、溶接線2に沿って溶接ワイヤ6を移動させて酸化物質を含む補助ビード4を予め形成しておき、その後シールドガス7としてArガス100%を使用して、補助ビード4に沿って溶接ワイヤ6を移動させて補助ビード4よりも幅広で嵩高い溶接ビード8を形成する。そのため、溶接線2に沿った補助ビード4に含まれる酸化物質によりアークAを誘導しつつ、アークAを溶接線2のとおりに移動させて溶接ビード8を蛇行することなく形成することができ、安定したアークAによりスラグのない溶接ビード8を形成することができ、その後に母材1を電着塗装しても塗料の未付着や剥離が生じることもなく、高品質な塗装を行うことができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電着塗装される母材を、所定の溶接線に沿って溶接するMIG溶接方法において、 シールドガスとして酸化成分の多いガスを使用し、前記溶接線に沿って溶接ワイヤを移動させて酸化物質を含む補助ビードを形成し、 その後シールドガスとしてアルゴンガス100%を使用して、前記補助ビードに沿って前記溶接ワイヤを移動させて前記補助ビードよりも幅広で嵩高い溶接ビードを形成する ことを特徴とするMIG溶接方法。
IPC (4件):
B23K 9/173 ,  B23K 9/16 ,  B23K 9/23 ,  B23K 9/235
FI (4件):
B23K9/173 A ,  B23K9/16 J ,  B23K9/23 K ,  B23K9/235 Z
Fターム (7件):
4E001BB08 ,  4E001CC02 ,  4E001DD02 ,  4E001DD04 ,  4E001DG01 ,  4E001EA08 ,  4E001QA03

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