特許
J-GLOBAL ID:201503027254223121

ボイラ制振用のサイスミックタイおよびこれを用いたボイラ耐震構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-193154
公開番号(公開出願番号):特開2015-059685
出願日: 2013年09月18日
公開日(公表日): 2015年03月30日
要約:
【課題】長寿命のボイラ制振用サイスミックタイを提供する。【解決手段】変位方向に対して水平方向に配置された2本のリンク部材16A、変位方向に対して垂直方向に配置された2本のピン部材16Bを備え、リンク部材16Aとピン部材16Bの両端部をヒンジ結合し、ピン部材16Bは、それの軸方向の中央部に支圧部16B-1と、支圧部16B-1からヒンジ結合部16Cに向かって外径を徐々に小さくしたピン部16B-2を有し、ピン部16B-2は、外周部を部分的に凹状のウエブ部16B-3と、ウエブ部16B-3の外縁側にフランジ部16B-4を残存形成いた形状をしており、フランジ部16B-4の厚さを、支圧部16B-1からヒンジ結合部16Cに向かって徐々に薄くした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
垂直方向に複数本配置される柱と水平方向に複数本配置される梁との組み合わせからなる支持架構と、その支持架構の上部梁から吊り下げられるボイラ本体の間に配置されて、一端が前記支持架構側に接続され、他端が前記ボイラ本体側に接続されて、前記支持架構とボイラ本体の地震時の相対変位を利用して地震の振動エネルギーを吸収するボイラ制振用のサイスミックタイであって、 前記サイスミックタイは、前記相対変位の発生する方向に対して水平方向に配置された剛性のある2本のリンク部材と、前記相対変位の発生する方向に対して垂直方向に配置された前記リンク部材よりも柔軟な2本のピン部材を備え、前記リンク部材と前記ピン部材の両端部を互いにヒンジ結合した構造を有し、 前記ピン部材は、そのピン部材の軸方向の中央部に、断面形状が円形であって前記支持架構および前記ボイラ本体の連結部となる支圧部と、前記支圧部からヒンジ結合部に向かって外径を徐々に小さくした略紡錘形状のピン部を有し、 前記ピン部は、外周部に凹状のウエブ部と、そのウエブ部の外縁側にフランジ部を残存形成した形状をしており、 前記ピン部材の軸方向と略直交する方向の前記フランジ部の厚さt(X)を、前記支圧部から前記ヒンジ結合部に向かって徐々に薄くし、 前記フランジ部の厚さt(X)は、下式によって算出されることを特徴とするボイラ制振用のサイスミックタイ。 t(X)=t0・(X/L)α 式中 t(X):ヒンジ結合部の中心点から支圧部側にXmm離れた位置でのフランジ部の厚さ、 t0:支圧部の反力が作用する軸線上におけるフランジ部の厚さ、 X:ヒンジ結合部の中心点からフランジ部の厚さを算出しようとしている位置までの長さ、 L:ヒンジ結合部の中心点から支圧部の反力が作用する軸線上までの長さ、 α:0.3〜0.4の範囲から選択される数値。
IPC (3件):
F22B 37/24 ,  F16F 15/02 ,  F16F 7/12
FI (3件):
F22B37/24 E ,  F16F15/02 Z ,  F16F7/12
Fターム (14件):
3J048AA10 ,  3J048AC06 ,  3J048AD05 ,  3J048BC09 ,  3J048BE10 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066BA04 ,  3J066BB10 ,  3J066BC01 ,  3J066BD07 ,  3J066BE08 ,  3J066BF01 ,  3J066BG01

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