特許
J-GLOBAL ID:201503029000893090

発癌性ウイルスポリペプチド陽性腫瘍治療用ポリヌクレオチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 浩 ,  大森 規雄 ,  鈴木 康仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-554791
公開番号(公開出願番号):特表2015-506179
出願日: 2013年01月23日
公開日(公表日): 2015年03月02日
要約:
本願は、発癌性ウイルスポリペプチドに対する免疫応答を誘導する抗原性ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドに関する。また、抗原性ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む組成物、及び使用方法も提供する。提供される方法において、ウイルスはヒトパピローマウイルスでもよい。いくつかの実施形態において、対象における第1の発癌性ウイルスポリペプチドを発現する細胞を殺すための方法が提供される。この方法は、第1の発癌性ウイルスペプチドに対する免疫応答を惹起するのに十分な量で組成物を対象に投与することを含む。ここで組成物は、薬学的に許容可能な担体及び本明細書において提供されるポリヌクレオチドを含み、免疫応答は細胞において細胞傷害効果を引き起こすのに有効である。いくつかの実施形態において、ポリヌクレオチドは、第2の抗原性ポリペプチドをコードする第2のヌクレオチド配列を含む。第1の発癌性ウイルスポリペプチドはE6でもよく、第2の発癌性ウイルスポリペプチドはE7でもよい。
請求項(抜粋):
第1の抗原性ポリペプチドをコードする第1のヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチドであって、第1の抗原性ポリペプチドが、 a.第1の発癌性ウイルスポリペプチドのアミノ酸配列と少なくとも70%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、 b.免疫適格宿主において第1の発癌性ウイルスポリペプチドに対する免疫応答を惹起することが可能であり、 c.免疫適格宿主において非発癌性である、 単離ポリヌクレオチド。
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  A61P 35/00 ,  A61K 39/00 ,  A61K 48/00
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A61P35/00 ,  A61K39/00 H ,  A61K48/00
Fターム (21件):
4B024AA01 ,  4B024BA32 ,  4B024BA36 ,  4B024CA02 ,  4B024CA07 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024FA17 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA03 ,  4B024HA17 ,  4B065AA95Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065CA45 ,  4C084AA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB26 ,  4C085AA03 ,  4C085EE01
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Vaccine, 2004, Vol.22, p.520-527
審査官引用 (1件)
  • Vaccine, 2004, Vol.22, p.520-527

前のページに戻る