特許
J-GLOBAL ID:201503029652963677
ドレン回収設備とその運転方法およびドレン回収設備を用いた熱利用システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
平木 祐輔
, 関谷 三男
, 石川 滝治
, 早川 康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-183987
公開番号(公開出願番号):特開2015-052406
出願日: 2013年09月05日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
【課題】フラッシュタンク40を用いたドレン回収設備A1において、高圧高温ドレンからの熱回収率をさらに向上させるとともに、大気圧下にあるドレン水回収タンクで分離後のドレン水を回収するときに、大気へ放出されているフラッシュ蒸気(白煙)が発生するのを回避できるようにする。【解決手段】ドレン回収設備A1は、フラッシュタンク40から第2の熱負荷装置50までの閉鎖された系内(配管42、43、53を含む)に負圧を発生させる手段を備える。運転開始前に、第1分岐配管14とそこに配置した減圧弁16および開閉弁17を介してボイラ10の蒸気を導入し、系内の空気を空気抜き弁41から排出する。その後、開閉弁17を閉じ、系内の蒸気が凝縮するのを待つ。このサイクルを繰り返して系内に負圧を確立した後、高圧高温ドレンをフラッシュタンク40内に導入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
蒸気発生装置と、前記蒸気発生装置が発生した蒸気を利用する第1の熱負荷装置と、前記第1の熱負荷装置から発生するドレンを再蒸発させてフラッシュ蒸気と第1のドレン水とに気水分離するフラッシュタンクと、前記フラッシュタンクで発生した前記フラッシュ蒸気を利用する第2の熱負荷装置と、前記フラッシュタンクで発生する第1のドレン水と前記第2の熱負荷装置を通過することによって前記フラッシュ蒸気が凝縮した第2のドレン水とを回収するドレン水回収タンクを備えたドレン回収設備であって、
前記ドレン回収設備は、配管系を閉鎖系に維持できるようにされており、前記フラッシュタンクから前記第2の熱負荷装置までの閉鎖された系内に負圧を発生させる手段をさらに備えることを特徴とするドレン回収設備。
IPC (3件):
F22D 11/06
, F22B 3/04
, F22B 27/00
FI (3件):
F22D11/06 A
, F22B3/04
, F22B27/00
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