特許
J-GLOBAL ID:201503030025365576

真空アーク溶解法によるインゴットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アセンド特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-161101
公開番号(公開出願番号):特開2015-030876
出願日: 2013年08月02日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】VAR法によって、鋳肌品質が良好なインゴットを安定して得ることができる方法を提供する。【解決手段】VAR炉が、坩堝の内面にアークにより溶解した金属が飛散して形成された堆積物を検知する堆積物検知装置を備え、インゴットの製造中に、堆積物検知装置によって坩堝の内面における堆積物が増大したことを検知したとき、または増大することを予測したときには、消耗電極の溶解条件を一方向に変動させ、溶解条件を変動させた後、堆積物が増大したことを検知した場合、または増大することを予測した場合には、溶解条件を逆方向に変動させ、溶解条件を変動させた後、堆積物が増大したことを検知せず、かつ増大することを予測しなかった場合には、溶解条件を保持する制御を行い、この溶解条件の制御を繰り返すことを特徴とするVAR法によるインゴットの製造方法。【選択図】図4
請求項(抜粋):
真空アーク溶解炉を用いて消耗電極をアークにより溶解し、坩堝に滴下する金属を凝固させてインゴットを製造する真空アーク溶解法によるインゴットの製造方法であって、 前記真空アーク溶解炉が、前記坩堝の内面に前記アークにより溶解した金属が飛散して形成された堆積物を検知する堆積物検知装置を備え、 インゴットの製造中に、前記堆積物検知装置によって前記坩堝の内面における前記堆積物が増大したことを検知したとき、または今後増大することを予測したときには、消耗電極の溶解条件を一方向に変動させ、 前記溶解条件を変動させた後、前記堆積物が増大したことを検知した場合、または今後増大することを予測した場合には、前記溶解条件を前記一方向に変動させる前の条件から逆方向に変動させ、 前記溶解条件を変動させた後、前記堆積物が増大したことを検知せず、かつ今後増大することを予測しなかった場合には、前記溶解条件を保持する制御を行い、 これらの溶解条件の制御を繰り返すことを特徴とする真空アーク溶解法によるインゴットの製造方法。
IPC (6件):
C22B 9/20 ,  C22B 9/04 ,  C22B 34/12 ,  F27D 11/08 ,  F27D 21/00 ,  B22D 27/02
FI (6件):
C22B9/20 ,  C22B9/04 ,  C22B34/12 103 ,  F27D11/08 B ,  F27D21/00 A ,  B22D27/02 B
Fターム (19件):
4K001AA27 ,  4K001BA23 ,  4K001EA02 ,  4K001FA10 ,  4K001GB11 ,  4K056AA02 ,  4K056BA04 ,  4K056BB08 ,  4K056CA04 ,  4K056FA11 ,  4K056FA21 ,  4K063AA04 ,  4K063AA12 ,  4K063AA16 ,  4K063BA03 ,  4K063CA03 ,  4K063DA19 ,  4K063EA01 ,  4K063FA51
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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