特許
J-GLOBAL ID:201503030122675237

オフセット補正によって光子を検出する放射線撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-537754
公開番号(公開出願番号):特表2015-502520
出願日: 2012年10月05日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
本発明は光子を検出する検出装置-たとえば放射線撮像装置において用いられる装置-に関する。検出ユニット(14)は、検出された光子(13)のエネルギーを表す検出信号パルス高さを有する検出信号パルスを発生させる。検出値生成ユニット(16)は、前記検出信号パルスに依存してエネルギー分解された検出値を生成する。信号パルス発生ユニット(15)は、所定の人工信号パルス高さ及び所定の発生率を有する人工信号パルスを発生させる。前記検出値生成ユニット(16)は、該検出値生成ユニット(16)によって観測される所定の閾値よりも大きな人工信号パルス高さを有する前記人工信号パルスの発生率である観測された発生率を決定し、かつ、前記の決定された発生率に依存して前記検出信号パルスのオフセットを決定する。これにより、信頼性のある前記検出信号パルスのオフセット-たとえば放射線撮像装置の検出装置内での暗電流ドリフトによって生じる-の決定が可能となる。前記オフセットは、最終的に生成された検出値の補正に用いることができる。
請求項(抜粋):
光子を検出する検出装置であって: 光子を検出する検出ユニットであって、前記の検出された光子のエネルギーを表す検出信号パルス高さを有する検出信号パルスを発生させるように構成される検出ユニット; 前記の検出信号パルスに依存してエネルギー分解された検出値を生成する検出値生成ユニット; 所定の人工信号パルス及び所定の発生率を有する人工信号パルスを発生させ、かつ、前記の発生した人工信号パルスを前記検出値生成ユニットへ供する信号パルス発生ユニット; を有し、 前記検出値生成ユニットは、a)前記人工信号パルスを受け取り、b)所定の人工信号パルス高さの閾値よりも大きい人工信号パルス高さを有する前記の受け取られた人工信号パルスの発生率である観測発生率を決定し(前記人工信号パルス高さは前記所定の人工信号パルス高さ以上である)、かつc)前記人工信号パルスの決定された観測発生率に依存して前記検出信号パルスのオフセットを決定するように構成される、 検出装置。
IPC (4件):
G01T 1/17 ,  G01N 23/04 ,  G01T 1/24 ,  H01L 31/08
FI (5件):
G01T1/17 C ,  G01N23/04 ,  G01T1/24 ,  G01T1/17 D ,  H01L31/00 A
Fターム (20件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001EA03 ,  2G001FA08 ,  2G001HA09 ,  2G001HA14 ,  2G188AA02 ,  2G188BB02 ,  2G188BB04 ,  2G188BB15 ,  2G188CC29 ,  2G188DD23 ,  2G188EE01 ,  2G188EE25 ,  2G188FF12 ,  2G188FF28 ,  5F088AB09 ,  5F088KA08 ,  5F088LA07
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る