特許
J-GLOBAL ID:201503030380599995

CMC材料製の部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鎌田 耕一 ,  古田 昌稔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-543954
公開番号(公開出願番号):特表2015-506892
出願日: 2012年11月22日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
複合材料製の部品を製造する方法は、補強された繊維の予備形状体を作るステップであって、予備形状体の繊維が熱分解炭素(PyC)又はホウ素がドープされた炭素(BC)の少なくとも一つの層によって形成された中間相に被覆された炭素繊維又はセラミック繊維であるステップと、部分的に密度が高められて補強された繊維の予備形状体を得るステップであって、部分的に密度を高めるステップが中間相に第一マトリクス相を形成するステップを備え、第一マトリクス相はPyC又はBCの一つ以上の層と交互に重なっている自己修復性の材料の複数の層を備えるステップと、部分的に密度が高められて補強された予備形状体の内部で炭素及び/又はセラミックの粉を分散させ、かつ、溶融シリコン又はシリコンが主成分である液体組成物を浸潤させることによってさらに密度を高めるステップと、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一部がセラミックでできたマトリクスを有する複合材料製の部品を製造する方法であって、 -繊維の構造体を作るステップであって、前記繊維の構造体の前記繊維が炭素繊維又はセラミック繊維であるステップと、 -前記繊維に中間相の被膜を形成するステップであって、前記被膜が熱分解炭素(PyC)又はホウ素がドープされた炭素(BC)の少なくとも一つの層によって形成されているステップと、 -成形設備を用いて前記繊維の構造体を成形して製造されるべき前記部品のための予備形状体を得るステップと、 -前記成形設備において前記繊維の前記予備形状体を補強するステップと、 -前記中間相に第一マトリクス相を形成するステップであって、前記第一マトリクス相は、熱分解炭素(PyC)及びホウ素がドープされた炭素(BC)から選ばれる材料の一つ以上の層と交互に重なっている自己修復性の材料の複数の層を備え、前記自己修復性の材料の複数の層と前記熱分解炭素(PyC)又は前記ホウ素がドープされた炭素(BC)の層とをCVIによって形成して、部分的に密度が高められ補強された予備形状体を得るステップと、 -前記成形設備から前記予備形状体を取り出した後、前記部分的に密度が高められ補強された予備形状体の内部に、炭素及び/又はセラミックの粉を分散させ、かつ、溶融シリコン又はシリコンが主成分である液体組成物を浸潤させることによってさらに密度を高めるステップと、を備えた 方法。
IPC (4件):
C04B 35/80 ,  F01D 5/28 ,  F02C 7/00 ,  B32B 18/00
FI (5件):
C04B35/80 K ,  F01D5/28 ,  F02C7/00 D ,  F02C7/00 C ,  B32B18/00 A
Fターム (11件):
3G202EA02 ,  3G202EA09 ,  4F100AA02C ,  4F100AA02D ,  4F100AA15B ,  4F100AD08A ,  4F100BA04 ,  4F100BA07 ,  4F100DG01A ,  4F100GB31 ,  4F100JJ03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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