特許
J-GLOBAL ID:201503033706070808

マイクロ波プラズマバイオマスガス化固定床ガス化炉および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 隆弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-549318
公開番号(公開出願番号):特表2015-511966
出願日: 2012年10月26日
公開日(公表日): 2015年04月23日
要約:
【課題】 マイクロ波プラズマバイオマスガス化固定床ガス化炉およびそのガス化炉を使用するバイオマスガス化方法を提供する。【解決手段】 マイクロ波プラズマバイオマスガス化固定床ガス化炉は垂直方向に配置されるガス化炉本体(2)を含む。炉本体(2)の上側部分はガス化炉間隙領域(8)である。炉本体(2)の最下部は固定床層である。炉本体には原料・燃料入口と、ガス出口と、酸素/蒸気入口(4,5)が設けられる。炉本体の低部にはスラグ排出口(7)が設けられる。ガス出口には合成ガス監視ユニット(6)が配置される。炉本体には、少なくとも1層のマイクロ波プラズマ発生装置(3)が配置される。バイオマスガス化方法は、以下の工程を含む。1)バイオマスをフィーダ装置からガス化炉に送り込み、マイクロ波プラズマ固定床層でガス化し、バイオマス固定炭素含有物に床層の酸化領域で燃焼反応が生じ、高温排煙が生成され、排煙は上方へ供給領域に運ばれ、ガス化炉に供給された燃料を加熱すると同時に、下側酸素/蒸気ノズルから噴霧された高温蒸気および第1マイクロ波プラズマ発生装置の高活性マイクロ波プラズマ活性酸化剤と化学反応が生じ、反応領域の温度を700〜1600°Cとする工程。2)反応により生じた合成ガスを上方に間隙領域へ運び、第2マイクロ波プラズマ発生装置を介して更に粉砕する工程。3)残留コークスを下方へ固定床層に送り、徐々に放熱して、床温度を維持し、燃焼させられたバイオマススラグをスラグ排出口からガス化炉の外へ排出する工程。4)ガス化炉上部のガス出口付近に配置される合成ガス監視ユニットで、オンライン監視を行う工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マイクロ波プラズマによるバイオマス固定床ガス化炉であって、垂直方向に配置される炉本体と、監視ユニットと、マイクロ波プラズマ発生装置を含み、前記炉本体は材料・燃料入口と、合成ガス出口と、酸素/蒸気入口と、スラグ出口を含み、前記炉本体は上側部分に間隙領域と下側部分に固定床領域を含み、前記スラグ出口は炉本体底部に配置され、前記監視ユニットは合成ガス出口付近に配置され、少なくとも1個のマイクロ波プラズマ発生装置は炉本体に設けられる、ガス化炉。
IPC (6件):
C10J 3/02 ,  B09B 3/00 ,  H05H 1/24 ,  H05H 1/46 ,  C10J 3/72 ,  F27B 1/21
FI (8件):
C10J3/02 C ,  C10J3/02 J ,  C10J3/02 H ,  B09B3/00 302Z ,  H05H1/24 ,  H05H1/46 B ,  C10J3/72 B ,  F27B1/21
Fターム (15件):
4D004AA02 ,  4D004AA12 ,  4D004AC04 ,  4D004CA04 ,  4D004CA27 ,  4D004CB04 ,  4D004CB42 ,  4D004CB50 ,  4D004CC01 ,  4D004CC03 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA20 ,  4K045GD08 ,  4K045RC20
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る