特許
J-GLOBAL ID:201503034109177444

工作機械の切削力検出装置、切削力検出方法、加工異常検出方法、および加工条件制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012078899
公開番号(公開出願番号):WO2013-073436
出願日: 2012年11月07日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
5軸切削加工装置で切削する場合のように、被削材を傾斜、回転させながら移動して切削する加工状態において、工具と被削材との間に発生する切削力を正確に測定する方法を提供する。 力センサを組み込んだ加工テーブルまたは被削材固定治具に対して、加速度センサを取付け、テーブルの加速度値を計測して切削動作に伴う被削材と固定治具重量の慣性力の影響をキャンセルするように、切削力を算出する。計測による切削力と理論上の切削力の差分値より切削異常を検知するようにした。
請求項(抜粋):
工作機械の加工中の切削力を検出する装置であって、 演算部と、記憶部と、入力部と、出力部と、および通信部とを備え、 前記記憶部は、前記入力部より入力された被削材、および加工テーブルの重量を記憶し、 前記演算部は、 工作機械の加工テーブルの支持部に組み込まれた力センサの出力を前記通信部、または前記入力部を介して受け付けて、切削中の工具と被削材との間に加わる切削力を計測する力センサ計測部と、 工作機械の加工テーブルに取り付けられた加速度センサの出力を前記通信部、または前記入力部を介して受け付けて、切削中の加工テーブルの移動時の加速度を計測する加速度計測部と、 計測した加速度と、加工テーブルと被削材の重量から慣性力を算出し、前記力センサにより計測された切削力を慣性力によって補正して補正後の切削力を得る切削力変換部とを有し、 前記出力部は、前記補正後の切削力を出力する ことを特徴とする切削力検出装置。
IPC (3件):
B23Q 17/09 ,  B23Q 17/00 ,  B23Q 15/12
FI (3件):
B23Q17/09 A ,  B23Q17/00 E ,  B23Q15/12 A
Fターム (8件):
3C001KA07 ,  3C001KB10 ,  3C001TA03 ,  3C001TA04 ,  3C001TB07 ,  3C001TB08 ,  3C029CC05 ,  3C029FF06

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