特許
J-GLOBAL ID:201503034174406574

受信装置及び利得制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 棚井 澄雄 ,  森 隆一郎 ,  松尾 直樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012067334
公開番号(公開出願番号):WO2013-008747
出願日: 2012年07月06日
公開日(公表日): 2013年01月17日
要約:
受信装置は、アンテナで受信した受信波(希望波及び妨害波)を低雑音増幅して受信信号とし、当該受信信号から変換した中間周波数信号をディジタル信号に変換し、当該ディジタル信号から特定チャンネルの周波数帯を濾波して復調するものである。ここで、ディジタル信号から第1の受信信号強度(RSSI1)を検出するとともに、特定チャンネルのディジタル信号から第2の受信信号強度(RSSI2)を検出する。第1の受信信号強度を許容閾値と比較判定して第1の利得を算出して中間周波数信号を増幅する。第1の受信信号強度と第2の受信信号強度とのレベル差を許容閾値と比較判定して第2の利得を算出して特定チャンネルのディジタル信号を増幅する。第1の受信信号強度と第2の受信信号強度とのレベル差が許容閾値より小さい場合には、妨害波が無いと判定して第2の利得を倍率換算で1倍とする。これにより、強い妨害波が存在する環境化でも最低感度付近の希望波を確実に受信して適性レベルで復調することが可能となる。
請求項(抜粋):
希望波と妨害波が混在した受信波を受信して自動利得制御及び復調を行なう受信装置であって、 受信波を増幅する低雑音増幅器と、 局部発振周波数を用いて前記低雑音増幅器から出力される受信信号を中間周波数信号に変換する中間周波数変換部と、 中間周波数信号を第1の利得で増幅するアナログ可変利得機能部と、 前記アナログ可変利得機能部で増幅された中間周波数信号をアナログ・ディジタル変換するA/D変換部と、 前記A/D変換部から出力されたディジタル信号から特定チャンネルの周波数帯を濾波するチャンネル選択フィルタと、 前記チャンネル選択フィルタで濾波された特定チャンネルのディジタル信号を第2の利得で増幅するディジタル可変利得機能部と、 前記A/D変換部から出力されたディジタル信号から第1の受信信号強度を検出する第1のRSSI部と、 前記チャンネル選択フィルタで濾波された特定チャンネルのディジタル信号から第2の受信信号強度を検出する第2のRSSI部と、 第1の受信信号強度が許容閾値を超えた分に基づいて第1の利得を算出して前記アナログ可変利得機能部に指定するとともに、第1の受信信号強度と第2の受信信号強度とのレベル差が許容閾値を超えた場合、前記アナログ可変利得機能部に設定した第1の利得に基づいて第2の利得を算出して前記ディジタル可変利得機能部に指定する比較制御部と、 前記ディジタル可変利得機能部で増幅されたディジタル信号を復調する復調器とを具備する受信装置。
IPC (2件):
H03G 3/20 ,  H03G 3/30
FI (3件):
H03G3/20 A ,  H03G3/30 B ,  H03G3/30 C
Fターム (5件):
5J100JA01 ,  5J100LA02 ,  5J100LA11 ,  5J100QA01 ,  5J100SA02

前のページに戻る