特許
J-GLOBAL ID:201503035603142153
スピンドルモータおよびディスク駆動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西田 隆美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-175068
公開番号(公開出願番号):特開2015-043680
出願日: 2013年08月26日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
【課題】中心軸に対して傾斜した上下軸受部を有するスピンドルモータにおいて、軸受全体の摩擦損失を低減し安定した回転を得る。【解決手段】中心軸9Aに対して傾斜した上軸受部71Aおよび下軸受部72Aを有するスピンドルモータ11Aで、上軸受部はシャフト部22Aの上外周面221Aとスリーブ61Aの上内周面611Aとの少なくとも一方に上動圧発生溝711Aを有し、下軸受部はシャフト部の下外周面222Aとスリーブの下内周面612Aとの少なくとも一方に下動圧発生溝721Aを有する。上動圧発生溝の下端部と中心軸との径方向の距離を、下動圧発生溝の上端部と中心軸との径方向の距離よりも短かくし、上動圧発生溝の下端部を下動圧発生溝の上端部よりも、径方向内側に配置することで、上軸受部における摩擦損失を低減し、所望の回転数を得るための駆動電流値を抑える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
静止部と、
上下に延びる中心軸周りに回転可能な回転部と、
前記静止部と前記回転部との間に介在する潤滑液と、
を有し、
前記静止部は、
ベースと、
複数のコイルが前記中心軸を中心として環状に配置されたステータと、
前記中心軸に沿って配置され、前記ベースに下端部が固定されるシャフト部と、
前記ベースの上面に配置された磁性部材と、
を有し、
前記シャフト部は、
前記中心軸に対して傾斜する上外周面と、
前記上外周面より下側に配置され、前記中心軸に対して傾斜する下外周面と、
を有し、
前記上外周面と前記中心軸との間の径方向の距離は、下側へ向かうにつれて短くなり、
前記下外周面と前記中心軸との間の径方向の距離は、上側へ向かうにつれて短くなり、
前記回転部は、
前記シャフト部が挿入される中央貫通孔を有する筒状のスリーブと、
前記ステータと間隙を介して対向し、かつ前記磁性部材の上側に位置するマグネットと、
を有し、
前記スリーブは、
前記上外周面と対向し、かつ前記中心軸に対して傾斜する上内周面と、
前記上内周面よりも下側に位置し、前記下外周面と対向し、かつ前記中心軸に対して傾斜する下内周面と、
を有し、
前記上内周面と前記中心軸との間の径方向の距離は、下側へ向かうにつれて短くなり、
前記下内周面と前記中心軸との間の径方向の距離は、上側へ向かうにつれて短くなり、
前記シャフト部と、前記スリーブと、前記潤滑液とで、流体動圧軸受が構成され、
前記流体動圧軸受は、
前記上外周面および前記上内周面の少なくとも一方の面に配置され回転時に動圧を誘起する上動圧発生溝を有する、上軸受部と、
前記下外周面および前記下内周面の少なくとも一方の面に配置され回転時に動圧を誘起する下動圧発生溝を有する、下軸受部と、
を有し、
前記上軸受部と前記下軸受部とは、前記潤滑液で満たされ、
前記上動圧発生溝の下端部と前記中心軸との径方向の距離は、前記下動圧発生溝の上端部と前記中心軸との径方向の距離よりも、短いスピンドルモータ。
IPC (3件):
H02K 7/08
, F16C 17/10
, G11B 19/20
FI (3件):
H02K7/08 A
, F16C17/10 B
, G11B19/20 E
Fターム (21件):
3J011AA10
, 3J011AA20
, 3J011BA11
, 3J011CA02
, 3J011DA02
, 3J011JA02
, 3J011KA04
, 3J011LA05
, 3J011MA02
, 3J011PA02
, 3J011QA17
, 3J011RA03
, 5D109BA14
, 5D109BA16
, 5D109BA18
, 5D109BB05
, 5D109BB18
, 5H607BB01
, 5H607GG12
, 5H607GG15
, 5H607KK03
引用特許:
前のページに戻る