特許
J-GLOBAL ID:201503037798175860

永久スピン旋回に基づくスピン論理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 市位 嘉宏 ,  上野 剛史 ,  太佐 種一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-561583
公開番号(公開出願番号):特表2015-518267
出願日: 2013年04月29日
公開日(公表日): 2015年06月25日
要約:
デバイス(100)は、方向xおよび方向yによって張られた2次元エリア内に電子ガスまたは2DEGを閉じ込める電子閉じ込め層(8、87、89)であって、方向yは方向xに対して垂直であり、2DEGがその中に所与のスピン成分が方向xに沿って周期性λで振動するが方向yに沿っては振動しない永久スピン旋回またはPSHが形成されることをサポートするように構成されている、電子閉じ込め層(8、87、89)と、多数決論理回路(14)とを備え、その回路は、それぞれのPSHを形成するように、閉じ込め層のそれぞれの第1の領域(10)において2DEGのそれぞれの局所スピン偏極(3)を生成するように付勢される1つまたは複数の入力デバイス(1、1a、1b、1c、1c1、1c2、1d)と、閉じ込め層の第2の領域(40)において、1つまたは複数の入力デバイスによって生成され、結果として生じた1つまたは複数のPSHを介してそれぞれ拡散する1つまたは複数の局所スピン偏極(3)から生じる2DEGの平均スピン偏極(6)を検出するように構成される出力デバイス(4)とを備え、第2の領域(40)と第1の領域(10)の任意の1つとの間の距離dの、前記方向xへの射影はnλ/aに等しく、nは整数であり、aは2または4に等しい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
スピン論理デバイス(100)であって、 方向xおよび方向yによって張られた2次元エリア内に電子ガスまたは2DEGを閉じ込める電子閉じ込め層(8、87、89)であって、前記方向yは前記方向xに対して垂直であり、前記2DEGがその中に所与のスピン成分が方向xに沿って周期性λで振動するが方向yに沿っては振動しない永久スピン旋回またはPSHが形成されることをサポートするように構成されている、前記電子閉じ込め層(8、87、89)と、 論理回路(14)とを備え、前記回路は、 それぞれのPSHを形成するように、前記閉じ込め層のそれぞれの第1の領域(10)において前記2DEGのそれぞれの局所スピン偏極(3)を生成するように付勢される1つまたは複数の入力デバイス(1、1a、1b、1c、1c1、1c2、1d)と、 前記閉じ込め層の第2の領域(40)において、前記1つまたは複数の入力デバイスによって生成され、結果として生じた1つまたは複数のPSHを介してそれぞれ拡散する1つまたは複数の局所スピン偏極(3)から生じる前記2DEGの平均スピン偏極(6)を検出するように構成される出力デバイス(4)とを備え、 前記第2の領域(40)と前記第1の領域(10)の任意の1つとの間の距離(d)の、前記方向xへの射影はnλ/aに等しく、nは整数であり、aは2または4に等しい、スピン論理デバイス(100)。
IPC (2件):
H01L 29/82 ,  H03K 19/18
FI (2件):
H01L29/82 Z ,  H03K19/18
Fターム (6件):
5F092AB10 ,  5F092AC21 ,  5F092AD25 ,  5F092BD15 ,  5F092BD19 ,  5F092GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 集積回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-213585   出願人:株式会社東芝
  • スピン光電子デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-251998   出願人:株式会社日立製作所
引用文献:
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