特許
J-GLOBAL ID:201503037824459049

ヒューム(fumes)によるエネルギー伝達の保存を伴う合成ガスを生産するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 蔵田 昌俊 ,  福原 淑弘 ,  野河 信久 ,  峰 隆司 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  井関 守三 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-546610
公開番号(公開出願番号):特表2015-501780
出願日: 2012年12月11日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
本発明は、合成ガスを生産するためのプロセスに関し、そのプロセスは、燃焼室と対流チャンバーとが設けられた改質炉の中で炭化水素の装填を水蒸気改質させることによって、未処理の合成ガスの発生を伴う、最終的に水素を生産することが意図されており、燃焼室は、触媒を充填された垂直チューブと、列に配設されているバーナーとを装備しており、垂直チューブの中には、炭化水素と蒸気との混合物が上部から底部へ循環し、チューブの底部において未処理の合成ガスを回収し、バーナーは、チューブを加熱することが可能な火炎を生産し、対流チャンバーは、燃焼によって生産されるガスを含有するヒュームを排出する。また、プロセスは、プロセスに関連するか、または、関連しない様々な流体を予熱および/または加熱するために、ヒュームの中に含有される熱を使用するステップも備える。ヒュームの質量流量の低減が生じた場合には、対流領域へ伝達されることとなるエネルギーの量は、補助ガスのフローを燃焼領域に供給することによって、維持される。
請求項(抜粋):
炭化水素の装填から合成ガスを生産するためのプロセスであって、前記プロセスは、少なくとも、 - 前記炭化水素の装填の水蒸気改質によって未処理の合成ガスを発生させるステップであって、燃焼によって、前記改質に必要な熱の生産が伴われ、前記合成ガスを発生させる前記ステップは、改質炉の中で行われ、前記改質炉は、少なくとも、 ○ 触媒が充填された1つまたは複数の列の垂直チューブと、列に配設されているバーナーとを含有する燃焼室であって、前記垂直チューブは、前記チューブの前記底部において前記未処理の合成ガスを回収するように、前記炭化水素の装填と蒸気とを含有する混合物を、上部から底部へ循環させることが可能であり、前記バーナーは、燃料と燃焼空気とを供給され、かつ、燃焼によって、前記チューブとガスとを加熱することが可能な火炎を生産する、燃焼室と、 ○ 前記燃焼によって生産された前記ガスを含有するヒュームを排出することが可能な少なくとも1つの対流チャンバーと を備える、ステップと、 - 前記プロセスに関連するか、または、関連しない様々な流体の予熱および/または加熱のために、前記ヒュームの中に含有される熱を使用するステップと、 を備え、 前記燃料は、少なくとも1つの一次燃料と二次燃料とを備え、前記二次燃料自体は、前記合成ガス生産プロセスに関連する少なくとも1つの残留ガスを備え、 前記ヒュームの質量流量の低減が生じた場合には、前記対流領域へ伝達されることとなるエネルギーの量を維持するのを助けるために、補助ガスフローが前記燃焼領域に供給されることを特徴とする、プロセス。
IPC (1件):
C01B 3/38
FI (1件):
C01B3/38
Fターム (6件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB03 ,  4G140EB12 ,  4G140EB23 ,  4G140EB47

前のページに戻る