特許
J-GLOBAL ID:201503038054769954

焼嵌め式工具ホルダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鎌田 直也 ,  東尾 正博 ,  田川 孝由
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012069807
公開番号(公開出願番号):WO2013-027558
出願日: 2012年08月03日
公開日(公表日): 2013年02月28日
要約:
切削工具(30)はフラット面(32)が挿入側先端から所要長さ形成され、そのフラット面後端部に周方向の溝(33)が形成されている。この切削工具をチャック部(2)の保持孔(20)に挿入すると、突起(21)はフラット面と保持孔内周面との間のスペース(S)を通って溝に至り、その状態から切削工具を回転すると、突起が溝の長さ方向に移行してその溝側縁に係止し、その係止によってチャック部に対する切削工具の抜け止めを行なう。また抜け止め用突起が溝内に至った際、回転止め用突起(22)はフラット面内にあって、切削工具の回転に伴いスペース(S)の端に食込み、その食い込みによってチャック部に対する切削工具の回転止めを行なう。工具ホルダ(A)を両突起(21、22)の間で分割し、その分割体(1、2)は電子ビーム溶接によって接合する。
請求項(抜粋):
工作機械に着脱可能なシャンク部(1)と、切削工具(30)を焼嵌め式によって保持するチャック部(2)とを備え、前記切削工具(30)は、その前記チャック部(2)の円筒状保持孔(20)への円柱状挿入部(31)外周面に、切削工具軸方向の平面で切除したフラット面(32)が挿入側先端から所要長さ形成されているとともに、そのフラット面(32)に連続して切削工具周方向の溝(33)が形成された焼嵌め式工具ホルダ(A)であって、 上記切削工具保持孔(20)の内面に抜け止め用突起(21)と回転止め用突起(22)とを切削工具軸方向の前後に設け、 上記切削工具(30)を上記保持孔(20)に挿入すると、上記抜け止め用突起(21)は上記フラット面(32)と上記保持孔内周面とのスペース(S)を通って上記溝(33)内に至り、その状態から、チャック部(2)に対し切削工具(30)をその軸心周りに回転することによって、前記抜け止め用突起(21)が前記溝(33)の長さ方向に移行してその溝側縁に係止し、その係止によってチャック部(2)に対する切削工具(30)の抜け止めを行なうとともに、 上記抜け止め用突起(21)が上記溝(33)内に至った際、上記回転止め用突起(22)はフラット面(32)内にあって、上記チャック部(2)に対し切削工具(30)をその軸心周りに回転することによって、前記回転止め用突起(22)が上記スペース(S)の端の前記フラット面(32)と上記切削工具保持孔(20)内面の間に食込み、その食い込みによってチャック部(2)に対する切削工具(30)の回転を防止するようにしたことを特徴とする焼嵌め式工具ホルダ。
IPC (3件):
B23B 31/117 ,  B23B 31/02 ,  B23B 31/113
FI (3件):
B23B31/117 610F ,  B23B31/02 E ,  B23B31/113 A
Fターム (3件):
3C032BB16 ,  3C032BB21 ,  3C032CC02

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