特許
J-GLOBAL ID:201503038720123657
集積型金属錯体
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
吉田 正義
, 今枝 弘充
, 梅村 裕明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-209102
公開番号(公開出願番号):特開2015-072427
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】従来にない新規な物性を発現し得る集積型金属錯体を提供する。【解決手段】集積型金属錯体では、Fe2[Nb(CN)8]・(4-bromopyridine)8・nH20(nは、0〜10)からなるキラルな結晶構造を有する構成としたことにより、遷移金属イオンたるFeイオンのスピン状態が高スピン状態の高温相HTと、当該スピン状態が高温相HTよりも低スピン状態となった常磁性の低温相LTとに、温度に応じて相転移し得、低温相LTにて基本波光L1を受けて第2高調波光L2を発するという新規な物性を発現し得る。【選択図】図8
請求項(抜粋):
A[B(CN)8]・D・ n H20(なお、Aは、Cr2、Mn2、Fe2、Co2のうちいずれか1種。Bは、Nb、W、Moのうちいずれか1種。Dは、(4-bromopyridine)x、(4-chloropyridine)x、(4-pyridylethanol)x、(4-pyridylethylamine)x、(3-pyridylethylamine)x、(3-ethylpyridine)x、(4-cyanopyridine)x、(3-aminopyridine)xのいずれか1種(xは1〜8)。nは、0〜10)からなるキラルな結晶構造を有しており、
遷移金属イオンのスピン状態が高スピン状態の高温相と、前記スピン状態が前記高温相よりも低スピン状態となった常磁性の低温相とに、温度に応じて相転移し、
前記低温相では、基本波光を受けて第2高調波光を発する
ことを特徴とする集積型金属錯体。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
2K102AA02
, 2K102AA08
, 2K102BA11
, 2K102BA18
, 2K102BB01
, 2K102BB02
, 2K102BB05
, 2K102BC02
, 2K102BC09
, 2K102BC10
, 2K102CA28
, 2K102DA01
, 2K102DD08
, 2K102DD10
前のページに戻る