特許
J-GLOBAL ID:201503038808901986

被検体情報取得装置および光学特性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 世良 和信 ,  川口 嘉之 ,  和久田 純一 ,  坂井 浩一郎 ,  中村 剛 ,  丹羽 武司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-219934
公開番号(公開出願番号):特開2015-080604
出願日: 2013年10月23日
公開日(公表日): 2015年04月27日
要約:
【課題】変調周波数ごとの光学係数に対する位相の感度を考慮することで、高精度な光学係数を取得する。【解決手段】被検体を伝搬した光強度の変化を表す強度変調周波数が互いに異なる複数の強度変調光を検出して光検出信号を生成する光検出手段と、被検体に由来する光音響信号を生成する音響波検出手段と、光検出信号から、強度変調周波数ごとに、検出振幅減衰率および検出位相を取得し、被検体に関する所定の推定吸収係数および所定の推定散乱係数に基づいて強度変調光の推定振幅減衰率と推定位相を生成し、検出位相と推定位相との残差を示す位相残差に応じた加重をかけた加重位相残差を生成し、検出振幅減衰率と推定振幅減衰率との残差を示す振幅減衰率残差を生成し、加重位相残差および振幅減衰率残差から求められる値から被検体の吸収係数および散乱係数を生成する処理手段を有する被検体情報取得装置を用いる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体に照射された、光強度の変化を表す強度変調周波数が互いに異なる複数の強度変調光のそれぞれを、被検体を伝搬したのちに検出して、光検出信号を生成する光検出手段と、 前記被検体にパルス光が照射されたことにより発生する光音響波を検出して光音響信号を生成する音響波検出手段と、 処理手段であって、 前記光検出信号から、前記強度変調周波数ごとに、検出振幅減衰率および検出位相を取得し、 前記強度変調周波数ごとに、前記被検体に関する所定の推定吸収係数および所定の推定散乱係数に基づいて、前記強度変調光の推定振幅減衰率と推定位相を生成し、 前記強度変調周波数ごとに、前記検出位相と前記推定位相との残差を示す位相残差を生成し、当該位相残差に前記強度変調周波数に応じた加重をかけて加重位相残差を生成し、 前記強度変調周波数ごとに、前記検出振幅減衰率と前記推定振幅減衰率との残差を示す振幅減衰率残差を生成し、 前記加重位相残差および前記振幅減衰率残差から求められる値を所定の閾値と比較することで、前記被検体の吸収係数および散乱係数を生成し、 前記光音響信号と、前記吸収係数および前記散乱係数に基づいて、前記被検体の特性情報を生成する、処理手段と、 を有することを特徴とする被検体情報取得装置。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G01N 21/49
FI (2件):
A61B8/00 ,  G01N21/49 Z
Fターム (30件):
2G059AA01 ,  2G059AA06 ,  2G059CC18 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE12 ,  2G059EE16 ,  2G059FF01 ,  2G059GG01 ,  2G059GG06 ,  2G059GG08 ,  2G059HH01 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ12 ,  2G059JJ17 ,  2G059JJ18 ,  2G059KK01 ,  2G059KK02 ,  2G059MM01 ,  2G059MM09 ,  4C038KK01 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KM01 ,  4C038KX01 ,  4C601DD03 ,  4C601DD18 ,  4C601DE16 ,  4C601EE09 ,  4C601JC13

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