特許
J-GLOBAL ID:201503039925323051

積層コイル部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國弘 安俊
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012062758
公開番号(公開出願番号):WO2012-172921
出願日: 2012年05月18日
公開日(公表日): 2012年12月20日
要約:
Ni-Zn系フェライト材料からなる磁性体部2と、コイル状に巻回されたCuを主成分とするコイル導体3とを有し、コイル導体3が磁性体部2に埋設されて部品素体1が形成されている。部品素体1は、コイル導体3近傍の第1の領域6と、第1の領域6以外の第2の領域7とに区分されている。第1の領域6における磁性体部2の平均結晶粒径D1は、第2の領域7における磁性体部2の平均結晶粒径D2に対し、粒径比D1/D2で0.85以下である。フェライト原料中のCuOの含有モル量を6mol%以下とし、酸素分圧がCu-Cu2O平衡酸素分圧以下の還元雰囲気で焼成する。煩雑な工程を要することなく、これにより熱衝撃が負荷されたり外部からの応力が負荷されてもインダクタンスの変動が小さく良好な耐熱衝撃性を有し、かつ直流重畳特性が良好な積層コイル部品を得る。
請求項(抜粋):
フェライト材料からなる磁性体部と、コイル状に巻回された導体部とを有し、該導体部が前記磁性体部に埋設されて部品素体を形成する積層コイル部品において、 前記部品素体は、前記導体部近傍の第1の領域と、該第1の領域以外の第2の領域とに区分され、 前記第1の領域における前記磁性体部の平均結晶粒径は、前記第2の領域における前記磁性体部の平均結晶粒径に対し、粒径比で0.85以下であり、 かつ、前記導体部は、Cuを主成分としていることを特徴とする積層コイル部品。
IPC (4件):
H01F 17/04 ,  H01F 17/00 ,  H01F 1/34 ,  H01F 41/02
FI (4件):
H01F17/04 F ,  H01F17/00 D ,  H01F1/34 A ,  H01F41/02 D
Fターム (11件):
5E041AB01 ,  5E041BD01 ,  5E041CA01 ,  5E041HB09 ,  5E041NN02 ,  5E070AA01 ,  5E070AB03 ,  5E070BA12 ,  5E070BB01 ,  5E070CB03 ,  5E070CB13

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