特許

J-GLOBAL ID：201503041541164929

エレベータの信号伝送装置、及びエレベータの管理階床データ設定方法

発明者： 矢野 康信
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (6件)： 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  飯野 智史
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-230065
公開番号（公開出願番号）：特開2015-089844
出願日： 2013年11月06日
公開日（公表日）： 2015年05月11日
要約：

【課題】作業員の据付作業時の手間の増加を抑制するとともに、コストの低減化を図った上で、管理階床データを設定することのできる信号伝送装置、及び管理階床データ設定方法を得る。【解決手段】制御盤10から供給される交流電源を直流電源に変換する乗場電源部30と、各階床の乗場表示器制御盤20のそれぞれに設けられ、制御盤10に設けられた親局制御部11とデータ通信可能に接続された複数の子局制御部21と、が乗場電源部30から各階床の乗場表示器制御盤20までの距離に応じて異なる長さの電源供給ライン50bにより接続されている。親局制御部11は、各子局制御部21から受信する各階床で異なる電圧値データを基に電圧値データと管理階床データとを関連付けた割付完了情報として生成して各子局制御部21に送信する。各子局制御部21は、割付完了情報の中から、自身の電圧値データに対応する管理階床データを設定する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

エレベータの制御盤に設けられた親局制御部、 上記エレベータの乗場の各階床に設置された乗場表示器制御盤のそれぞれに設けられ、伝送信号ラインにより上記親局制御部とデータ通信可能に接続された複数の子局制御部、 上記制御盤から供給される交流電源を直流電源に変換する乗場電源部、及び 上記複数の子局制御部のそれぞれと上記乗場電源部とを接続し、上記乗場電源部で変換された直流電源を上記複数の子局制御部のそれぞれに供給する電源供給ライン を備え、 上記複数の子局制御部のそれぞれと上記乗場電源部とを接続するそれぞれの電源供給ラインの長さは、上記乗場電源部から上記乗場表示器制御盤のそれぞれが設置されている各階床までの距離に応じて異なっており、 上記複数の子局制御部のそれぞれは、自身のデータであることを識別するために階床毎に異なる値として設定される管理階床データが未設定の場合には、異なる長さの上記電源供給ラインを介して上記乗場電源部から受電した、各階床で異なる電圧値データを、上記親局制御部に上記伝送信号ラインを介して送信し、 上記親局制御部は、上記複数の子局制御部から受信したそれぞれの電圧値データの大きさに基づいて、上記複数の子局制御部のそれぞれに対する上記管理階床データを割り付け、全階床の割り付け結果を、電圧値データと管理階床データとを関連付けた割付完了情報として生成し、上記伝送信号ラインを介して上記複数の子局制御部のそれぞれに送信し、 上記複数の子局制御部のそれぞれは、上記親局制御部から送信された上記割付完了情報の中から、自身が送信した電圧値データに対応する管理階床データを取り出し、自身の管理階床データを設定する エレベータの信号伝送装置。

IPC (4件)：

B66B 3/00 ,  B66B 1/34 ,  B66B 3/02 ,  B66B 1/40

FI (4件)：

B66B3/00 U ,  B66B1/34 A ,  B66B3/02 P ,  B66B1/40 B

Fターム (10件)：

3F002CA03 ,  3F002GA03 ,  3F002GA05 ,  3F002GB02 ,  3F303BA01 ,  3F303CB02 ,  3F303FA01 ,  3F303FA02 ,  3F303FA03 ,  3F303FA07