特許
J-GLOBAL ID:201503041548237433

回転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-194314
公開番号(公開出願番号):特開2015-059859
出願日: 2013年09月19日
公開日(公表日): 2015年03月30日
要約:
【課題】検出基準軸上にロータの歯が位置しているタイミングを正確に検出できる回転検出装置を提供する。【解決手段】第1、2磁気抵抗素子ブリッジ40a、40bが、磁気的中心軸Mに平行な直線のうち中点B1を通る直線Y1と中点B2を通る直線Y2とから等しい距離にある点を結んだ直線Y3を対称軸として、第3、4磁気抵抗素子ブリッジ40c、40dに対して対称の位置に配置される。中点B1、B2は、それぞれ、第1、2磁気抵抗素子ブリッジ40a、40b間、第3、4磁気抵抗素子ブリッジ40c、40d間を結んだ線分の中点である。磁気的中心軸Mに平行な直線のうち中点B1を通る直線Y1と中点B2を通る直線Y2との間の距離が、ロータ2の歯2aの両エッジ2aa、2ab間の距離と等しくされる。以上の構成により、直線Y3を検出基準軸として両エッジ2aa、2abを検出できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
磁性体からなる歯(2a)を複数備えるロータ(2)の前記歯に向けてバイアス磁界を発生するバイアス磁石(3)と、 一面(4a)を有し、この一面において、前記ロータの歯に向かうバイアス磁界の磁気ベクトルに応じて出力値が変化する磁気抵抗素子(40a、40b、40c、40d)が少なくとも3個以上備えられたセンサチップ(4)と、を有する構成とされており、 前記ロータの回転に伴うバイアス磁界の磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置において、 前記3個以上の磁気抵抗素子は、前記バイアス磁石の磁気的中心軸(X)に対する径方向に平行な直線の方向において互いに離されるように、順に配置されており、 前記3個以上の磁気抵抗素子のなかから2個の磁気抵抗素子の組を2組とった場合に、 前記バイアス磁石の磁気的中心軸に平行な直線のうち、前記2組の一方の組の前記2個の磁気抵抗素子間を結んだ線分の中点(B1)を通る第1直線(Y1)と、前記2組の他方の組の前記2個の磁気抵抗素子間を結んだ線分の中点(B2)を通る第2直線(Y2)と、から等しい距離にある点を結んだ第3直線(Y3)が、前記バイアス磁石の磁気的中心軸上に位置する構成とされており、 前記2組のうち一方の組の前記2個の磁気抵抗素子が、前記第3直線を対称軸として、前記2組のうち他方の組の前記2個の磁気抵抗素子に対して対称となる位置に配置された構成とされており、 前記バイアス磁石の磁気的中心軸に平行な直線のうち前記第1直線と前記第2直線との間の距離が、前記ロータの歯の両エッジ(2aa、2ab)間の距離と等しい構成とされており、 前記2組のうち一方の組の前記2個の磁気抵抗素子間の出力の差を第1差動出力(Vb-Va)とし、前記2組のうち他方の組の前記2個の磁気抵抗素子間の出力の差を第2差動出力(Vd-Vc)として、 前記第1差動出力の最大値に基づいて前記ロータの歯のうちの一方のエッジ(2aa)を検出すると共に、前記第2差動出力の最大値に基づいて前記ロータの歯のうちの一方と反対側の他方のエッジ(2ab)を検出することを特徴とする回転検出装置。
IPC (1件):
G01D 5/244
FI (1件):
G01D5/244 D
Fターム (13件):
2F077AA13 ,  2F077CC02 ,  2F077NN03 ,  2F077NN21 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ06 ,  2F077QQ09 ,  2F077TT05 ,  2F077TT13 ,  2F077TT32 ,  2F077TT58 ,  2F077TT59 ,  2F077UU09

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