特許
J-GLOBAL ID:201503044140163430

内燃機関のオイル通路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-234937
公開番号(公開出願番号):特開2015-094312
出願日: 2013年11月13日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】オイルポンプから吐出されるオイルの圧力損失を低減することができる内燃機関のオイル通路構造を提供すること。【解決手段】フランジ23によって取り囲まれるポンプケース6の外周壁面6Aに、第1の吐出ポート部29および第2の吐出ポート部30が形成される。第1の吐出ポート部29は、第1の吐出ポート部29の半径方向の外縁部29aの一部がアウターロータ15の内歯15aの歯底円に沿って延在するとともに、第1の吐出ポート部29の半径方向の内縁部の一部がフランジ23の内周部に沿って延在し、インナーロータ14の外歯14aとアウターロータ15の内歯15aとの歯間から、インナーロータ14の軸線方向においてオイルクーラ側に開口する。第2の吐出ポート部30は、第1の吐出ポート部29に連続してアウターロータ15の半径方向外方に位置し、インナーロータ14の軸線方向においてオイルクーラ側に開口する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の外歯を有するインナーロータと、前記外歯より多数の内歯を有して前記インナーロータに偏心した状態で噛合し、前記外歯と前記内歯との間で容積を増減する複数の作動室を形成するアウターロータと、前記アウターロータを回転自在に支持するポンプケースおよびロータケースと、前記作動室の容積が拡大する領域に連通するように前記ポンプケースに形成された吸入ポートと、前記作動室の容積が縮小する領域に連通するように前記ポンプケースに形成された吐出ポートとを含んで構成されるオイルポンプと、 前記吐出ポートから吐出されるオイルを取り入れるオイル吸入孔を有するオイル補機とを備える内燃機関のオイル通路構造であって、 前記アウターロータに対して外側に位置する前記ポンプケースの外周壁面に形成され、前記オイル補機を前記ポンプケースに取付けるフランジを有し、 前記インナーロータの軸線方向から見た場合に、前記フランジは、前記作動室の容積が最大となる領域と前記作動室の容積が最小となる領域とを通過するように前記ポンプケースに形成され、 前記フランジによって取り囲まれる前記ポンプケースの外周壁面に、前記吐出ポートが形成され、 前記吐出ポートは、第1の吐出ポート部および第2の吐出ポート部を有し、 前記第1の吐出ポート部は、第1の吐出ポート部の半径方向の外縁部の一部が前記アウターロータの内歯の歯底円に沿って延在するとともに、前記第1の吐出ポートの半径方向の内縁部の一部が前記フランジの内周部に沿って延在し、前記インナーロータの外歯と前記アウターロータの内歯との歯間から、前記インナーロータの軸線方向において前記オイル補機側に開口し、 前記第2の吐出ポート部は、前記第1の吐出ポート部に連続して前記アウターロータの半径方向外方に位置し、前記インナーロータの軸線方向において前記オイル補機側に開口することを特徴とする内燃機関のオイル通路構造。
IPC (2件):
F04C 2/10 ,  F04C 15/06
FI (2件):
F04C2/10 341E ,  F04C15/06 A
Fターム (12件):
3H041AA02 ,  3H041BB03 ,  3H041CC20 ,  3H041DD01 ,  3H041DD13 ,  3H041DD38 ,  3H044AA02 ,  3H044BB03 ,  3H044CC19 ,  3H044DD01 ,  3H044DD13 ,  3H044DD28

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