特許
J-GLOBAL ID:201503045447762540

封じ込めアイソレータを使用した容器開放方法および封じ込めアイソレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 松浦 孝 ,  相川 守 ,  小倉 洋樹 ,  藤 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-136344
公開番号(公開出願番号):特開2015-009318
出願日: 2013年06月28日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】簡易な構成で封じ込めが必要な物質が入った容器を隔離された状態を維持しながら作業ボックス内に入れ、容器内の物質を作業ボックスに取り込み、隔離を維持したまま作業ボックスから取り出す。【解決手段】封じ込めアイソレータ10の作業ボックス11の底面に設けられた開口13に設けられ、ボックス内側に延出するポート部材14にボックス内側からバッグ部材20を被せ、バッグ部材20の開口部をゴムバンド21を用いてポート部材14の周囲に密着・固定する。昇降テーブル17を押し上げて容器18の上側開放部を作業ボックス11内のバッグ部材20内に配置する。ゴムバンド22でバッグ部材20を容器18の周囲に密着・固定する。バッグ部材20を開き、蓋19を開け容器18内の物質を取り出す。蓋をして昇降テーブル17を下げ容器18をボックス外に取り出す。引き出されるバッグ部材20を束ね溶着し、溶着箇所を切断する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
外部から隔離されるとともに、作業者が外部から操作するための装着具が設けられた作業ボックスを備え、前記作業ボックスに形成した開口から容器の開放部を差し入れて内部で前記容器を開放させる封じ込めアイソレータを使用した容器開放方法であって、 前記作業ボックスの開口部分の内部側にポート部材を備え、 前記開口部分を内部側からバック部材で覆い、第1固定部材で前記ポート部材に前記バック部材を固定して密封し、 この状態で前記作業ボックスの開口に前記容器の開放部を差し入れ、蓋を含む前記容器の開放部を前記バック部材の内部に位置させて、さらに、前記第1固定部材よりも前記作業ボックスの内部側で、第2固定部材で前記バッグ部材を前記容器の周囲に密着させて固定し、 さらに、この状態で前記作業ボックス内で前記バッグ部材を開封するとともに、前記蓋を開放して前記容器の内部を前記作業ボックス内に開放し、 その後、前記第2固定部材で周囲に前記バッグ部材が密着された状態の前記容器を前記作業ボックスから抜き出し、 前記第1、第2固定部材の間で前記バッグ部材を束ねて内部空間を分断させて溶着させ、溶着箇所を切断することで前記容器を分離させる ことを特徴とする封じ込めアイソレータを使用した容器開放方法。
IPC (1件):
B25J 21/02
FI (1件):
B25J21/02
Fターム (3件):
3C707CS08 ,  3C707WA16 ,  3C707XJ01

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