特許
J-GLOBAL ID:201503045482609461

生化学アッセイカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-508848
公開番号(公開出願番号):特表2015-515632
出願日: 2013年03月18日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
本発明は、生化学アッセイカートリッジに関し、特に、挿入可能溶液カートリッジと、この挿入可能溶液カートリッジを保持することができる反応カートリッジとを備え、溶液カートリッジを反応カートリッジに挿入すると、突出している保護フィルムガイド部が、反応カートリッジ内部の金属のツメに引っ掛かって破壊され、反応流体保存部をシールする保護フィルムが溶液カートリッジに取り付けられるとともに自動的に取り外れ、反応流体が溶液カートリッジから反応カートリッジに流れ出るアッセイカートリッジを提供する生化学アッセイカートリッジに関する。本発明に係る生化学アッセイカートリッジは、分析される試料を、挿入可能溶液カートリッジによって反応カートリッジに挿入するのと同時に、試料を反応カートリッジに自動的に導入することができることから、使用者の利便性及びアッセイカートリッジの操作性を向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
試料を供給する挿入型溶液カートリッジと、該挿入型溶液カートリッジを収納する反応カートリッジとを備える生化学アッセイカートリッジであって、 前記挿入型溶液カートリッジは、 液相生体試料を採取及び保存するキャピラリ型試料保存ユニットであって、保存した前記液相生体試料を前記反応カートリッジに供給する試料入口を有する、キャピラリ型試料保存ユニットと、 前記液相生体試料と反応することができる反応溶液を保存する反応溶液保存ユニットと、 前記反応溶液が前記反応溶液保存ユニットから漏出するのを防止するように取り付けられている反応溶液保護フィルムと、 前記反応溶液保護フィルムの端部に取り付けられている保護フィルム取外し誘導ユニットであって、該挿入型溶液カートリッジを前記反応カートリッジに挿入する際、該保護フィルム取外し誘導ユニットは、前記反応溶液保護フィルムの方に移動し、該保護フィルムを取り外す、保護フィルム取外し誘導ユニットと、 を含み、 前記反応カートリッジは、 前記挿入型溶液カートリッジが挿入され収納される収納ユニットと、 前記挿入型溶液カートリッジが前記収納ユニットにおいて該反応カートリッジに挿入されると、前記保護フィルム取外し誘導ユニットに接触し、該保護フィルム取外し誘導ユニットを前記保護フィルムの方に移動させ、ひいては該保護フィルム取外し誘導ユニットによる前記保護フィルムの取外しを誘導するラッチと、 前記保護フィルムが取り外されるときに放出された前記反応溶液を受け取るとともに、該反応溶液を前記挿入型溶液カートリッジの試料入口に接触させることにより、該反応溶液と放出された前記液相生体試料とを混合し、混合溶液を形成する混合ユニットと、 試薬を固定して、該試薬と前記混合ユニットの前記混合溶液との反応を誘導する試薬固定ユニットと、 前記反応の結果を光学的に測定する測定ユニットと、 微小流路であって、前記混合ユニットと、前記試薬固定ユニットと、前記測定ユニットとが該微小流路を通して接続される、微小流路と、 を含む、生化学アッセイカートリッジ。
IPC (2件):
G01N 35/02 ,  G01N 35/00
FI (3件):
G01N35/02 A ,  G01N35/00 C ,  G01N35/00 D
Fターム (3件):
2G058CC08 ,  2G058CE01 ,  2G058DA07

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