特許
J-GLOBAL ID:201503045574501993

アンテナ装置及び無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  鮫島 睦 ,  川端 純市
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012005538
公開番号(公開出願番号):WO2013-061502
出願日: 2012年08月31日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
放射器(40)は、ループ状の放射導体(1,2)と、キャパシタ(C1)と、インダクタ(L1)と、放射導体(1)上に設けられた給電点(P1)とを備える。放射器(40)の放射導体(1,2)と接地導体(G1)とが互いに近接した部分において、ループ状放射導体に沿って給電点(P1)から遠隔するにつれて、放射導体(1,2)と接地導体(G1)との間の距離が次第に増大するように構成される。放射器(40)は、放射器(40)が低域共振周波数(f1)で励振されるとき、インダクタ(L1)及びキャパシタ(C1)を含み、放射導体のループの内周に沿う経路を電流が流れる。放射器(40)が高域共振周波数(f2)で励振されるとき、キャパシタ(C1)を含み、インダクタ(L1)を含まず、放射導体のループの外周に沿った区間であって、一端を給電点(P1)とする区間を含む経路を電流が流れる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの放射器と接地導体とを備えたアンテナ装置において、 上記各放射器は、 内周及び外周を有するループ状の放射導体であって、上記接地導体に近接して電磁的に結合した部分を有するように上記接地導体に対して設けられた放射導体と、 上記放射導体のループに沿って所定位置に挿入された少なくとも1つのキャパシタと、 上記放射導体のループに沿って、上記キャパシタの位置とは異なる所定位置に挿入された少なくとも1つのインダクタと、 上記接地導体に近接した位置において、上記放射導体上に設けられた給電点とを備え、 上記アンテナ装置は、上記各放射器の上記放射導体と上記接地導体とが互いに近接した部分において、上記放射導体のループに沿って上記給電点から遠隔するにつれて、上記放射導体と上記接地導体との間の距離が次第に増大するように構成され、 上記各放射器は、第1の周波数と、上記第1の周波数より高い第2の周波数とで励振され、 上記各放射器が上記第1の周波数で励振されるとき、上記インダクタ及び上記キャパシタを含み、上記放射導体のループの内周に沿う第1の経路を第1の電流が流れ、 上記各放射器が上記第2の周波数で励振されるとき、上記キャパシタを含み、上記インダクタを含まず、上記放射導体のループの外周に沿った区間であって上記給電点と上記インダクタとの間の区間を含む第2の経路を第2の電流が流れ、上記各放射器の上記放射導体と上記接地導体とが互いに近接した部分において、上記放射導体と上記接地導体との間に分布する容量と上記放射導体に分布するインダクタンスとにより共振回路が形成され、 上記各放射器は、上記放射導体のループと上記インダクタと上記キャパシタが上記第1の周波数で共振し、上記放射導体のループのうちの上記第2の経路に含まれる部分と上記キャパシタと上記共振回路とが上記第2の周波数で共振するように構成されることを特徴とするアンテナ装置。
IPC (8件):
H01Q 9/42 ,  H01Q 5/10 ,  H01Q 9/14 ,  H01Q 9/40 ,  H01Q 9/38 ,  H01Q 9/26 ,  H01Q 1/24 ,  H01Q 21/28
FI (8件):
H01Q9/42 ,  H01Q5/01 ,  H01Q9/14 ,  H01Q9/40 ,  H01Q9/38 ,  H01Q9/26 ,  H01Q1/24 Z ,  H01Q21/28
Fターム (9件):
5J021AA02 ,  5J021AB02 ,  5J021HA10 ,  5J021JA03 ,  5J047AA04 ,  5J047AA07 ,  5J047AB06 ,  5J047AB07 ,  5J047FD01

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