特許
J-GLOBAL ID:201503046718163784

細胞捕捉システム及び細胞捕捉システムの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  清水 義憲 ,  酒巻 順一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-238857
公開番号(公開出願番号):特開2015-097499
出願日: 2013年11月19日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
【課題】細胞捕捉デバイス又はその近隣における異常を検知し、細胞の捕捉に係る処理を精度よく行うことを可能とする。【解決手段】細胞捕捉システム100及びその運転方法によれば、圧力計21により、流路9(系外排出用流路)内を流れる被検液又は処理液の液圧が測定されると共に、この液圧に基づいて、異常判定手段たる制御部30により、圧力計21より上流側が異常動作状態であるか否か判定される。これにより、細胞の捕捉に係る処理において細胞捕捉デバイス1又はその近隣で何らかの異常が発生した場合には、異常動作状態で処理が行われたことをシステムとして把握することができ、例えば処理を停止して異常状態を回復させる等の対応ができるため、異常動作状態での細胞捕捉に係る処理を継続することを防いで細胞の捕捉に係る処理を効率よく且つ精度よく行うことが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検液又は前記被検液中の細胞を処理するための処理液を内部に導入するための導入流路と、導入された前記被検液又は前記処理液を外部に排出するための排出流路と、複数の貫通孔が厚み方向に形成されて、前記導入流路と前記排出流路との間の流路上に前記被検液又は前記処理液が該貫通孔を通過するように配置されたフィルタと、を備える細胞捕捉デバイスと、 前記細胞捕捉デバイスに対して供給する液を前記被検液及び前記処理液から選択する選択手段と、 前記選択手段の選択結果に基づいて、前記被検液又は前記処理液を前記細胞捕捉デバイスに対して供給する送液手段と、 前記排出流路に接続されて前記排出流路から排出される前記被検液又は前記処理液を外部に排出する系外排出用流路と、 前記系外排出用流路内を流れる前記被検液又は前記処理液の液圧を測定する液圧測定手段と、 前記液圧測定手段により測定された液圧に基づいて、前記液圧測定手段より上流側が異常動作状態であるか否か判定する異常判定手段と、 を備える細胞捕捉システム。
IPC (2件):
C12M 1/26 ,  C12Q 1/24
FI (2件):
C12M1/26 ,  C12Q1/24
Fターム (17件):
4B029AA07 ,  4B029AA09 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029CC10 ,  4B029FA04 ,  4B029GB10 ,  4B029HA06 ,  4B029HA09 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR72 ,  4B063QR77 ,  4B063QS39 ,  4B063QX10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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