特許
J-GLOBAL ID:201503051927615181

デュプレクサ及び電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-204009
公開番号(公開出願番号):特開2015-070489
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】共通の圧電基板上に送信側フィルタ及び受信側フィルタを配置してデュプレクサを構成するにあたって、良好なアイソレーション特性が得られる技術を提供すること。【解決手段】送信側フィルタ及び受信側フィルタの一方である低域側フィルタ10について、直列腕21〜24及び並列腕31〜34を備えたラダー型フィルタとして構成する。そして、低域側フィルタ10側から数えて2番目及び3番目の並列腕32、33については直列信号路11よりも右側に配置すると共に、シールド電極に接続する。一方、低域側フィルタ10側から数えて1番目の並列腕31については、直列信号路11よりも左側に配置して、シールド電極6に対して電気的に絶縁する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
平面で見た時に矩形となるように形成された圧電基板と、 この圧電基板上にて互いに離間するように各々形成された低域側フィルタ及び高域側フィルタと、 前記低域側フィルタ及び前記高域側フィルタからの離間距離が互いに揃うように、前記圧電基板上における端部側に形成された入出力ポートと、 前記圧電基板上にて前記入出力ポートに対して前記低域側フィルタを介して対向する位置における当該圧電基板の角部を臨む領域に形成され、前記低域側フィルタを介して前記入出力ポートに信号の送信及び受信のいずれか一方を行う低域側フィルタポートと、 前記圧電基板上にて前記入出力ポートに対して前記高域側フィルタを介して対向する位置における当該圧電基板の角部を臨む領域に形成され、前記高域側フィルタを介して前記入出力ポートに信号の送信及び受信の他方を行う高域側フィルタポートと、 前記低域側フィルタ及び前記低域側フィルタポートが形成された領域と、前記高域側フィルタ及び前記高域側フィルタポートが形成された領域と、の間に設けられると共に接地されたシールド電極と、を備え、 前記低域側フィルタは、少なくとも2つの弾性波共振子を各々直列腕として前記入出力ポートと前記低域側フィルタポートとの間に一列に配置すると共に、互いに隣接する直列腕同士の間の各々及び前記低域側フィルタポートと当該低域側フィルタポートに隣接する直列腕との間に弾性波共振子を並列腕として形成して、これら並列腕から伸びる信号線を各々接地したラダー型フィルタとして構成され、 前記低域側フィルタポートから見て2番目の並列腕は、前記直列腕の並びと前記シールド電極との間に配置されると共に、当該並列腕から伸びる前記信号線が前記シールド電極に接続され、 前記低域側フィルタポートから見て1番目の並列腕は、前記直列腕の並びから見て前記シールド電極とは反対側に配置されると共に、当該1番目の並列腕から伸びる前記信号線が前記シールド電極に対して前記圧電基板上にて電気的に絶縁されていることを特徴とするデュプレクサ。
IPC (3件):
H03H 9/72 ,  H03H 7/46 ,  H03H 9/64
FI (3件):
H03H9/72 ,  H03H7/46 A ,  H03H9/64 Z
Fターム (11件):
5J097AA10 ,  5J097BB15 ,  5J097DD20 ,  5J097GG02 ,  5J097GG03 ,  5J097GG04 ,  5J097JJ04 ,  5J097JJ09 ,  5J097KK04 ,  5J097KK09 ,  5J097KK10

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