特許
J-GLOBAL ID:201503052938134360

水素脆性型の面疲労強度に優れた浸炭窒化鋼及びそれを用いた浸炭窒化部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 張川 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-235533
公開番号(公開出願番号):特開2015-094021
出願日: 2013年11月14日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】面疲労強度を十分に確保し得る浸炭窒化鋼を安価に提供する。【解決手段】本発明の浸炭窒化鋼は、質量%で、C:0.10〜0.40%、Si:0.35〜0.50%、Mn:0.80〜1.50%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.50〜2.50%、Al:0.050%以下、O:0.0015%以下、N:0.025%以下、Mn/Si:2.00以上、Mn+Cr:2.50〜4.00%、残部がFe及び不可避不純物からなる、浸炭窒化焼入れ焼戻し処理された浸炭窒化鋼であって、前記焼戻し処理後の表層C濃度が質量%で、0.80〜1.50%、表層N濃度が0.10〜1.00%、及び表面硬さがHRC58以上64未満であり、表層に分散析出した窒化物のうち粒径300nm未満のCr窒化物及びSi窒化物の個数が105個/mm2以上であることを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.10〜0.40%、 Si:0.35〜0.50%、 Mn:0.80〜1.50%、 P:0.030%以下、 S:0.030%以下、 Cr:1.50〜2.50%、 Al:0.050%以下、 O:0.0015%以下、 N:0.025%以下、 Mn/Si:2.00以上、 Mn+Cr:2.50〜4.00%、 残部がFe及び不可避不純物からなる、浸炭窒化焼入れ焼戻し処理された浸炭窒化鋼であって、前記焼戻し処理後の表層C濃度が質量%で、0.80〜1.50%、表層N濃度が0.10〜1.00%、及び表面硬さがHRC58以上64未満であり、表層に分散析出した窒化物のうち粒径300nm未満のCr窒化物及びSi窒化物の個数が105個/mm2以上であることを特徴とする水素脆性型の面疲労強度に優れた浸炭窒化鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/50 ,  C21D 1/06
FI (4件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/18 ,  C22C38/50 ,  C21D1/06 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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