特許
J-GLOBAL ID:201503056363048682

線維芽細胞から血管内皮細胞を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 廣田 雅紀 ,  小澤 誠次 ,  東海 裕作 ,  松田 一弘 ,  堀内 真 ,  山内 正子 ,  藤本 昌平 ,  園元 修一 ,  山村 昭裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-228073
公開番号(公開出願番号):特開2015-109833
出願日: 2014年11月10日
公開日(公表日): 2015年06月18日
要約:
【課題】本発明は、発がん性のリスクが低く、比較的短期間で簡便かつ多量に、しかも低コストで血管内皮細胞を製造し得る、より実用的な血管内皮細胞の製造方法、該製造方法により製造される血管内皮細胞、及び該血管内皮細胞を含有する血管新生促進剤を提供する。【解決手段】線維芽細胞にETV2遺伝子又はETV2タンパク質を導入し、次いで、該線維芽細胞を血管内皮細胞増殖用培地で培養することを特徴とする。上記線維芽細胞の種類としては、皮膚線維芽細胞、肺線維芽細胞、心臓線維芽細胞、大動脈外膜線維芽細胞、子宮線維芽細胞を挙げることができ、中でも、採取が比較的容易であることから皮膚線維芽細胞を好ましく挙げることができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
工程(P):以下の(a)〜(f)のいずれかのポリヌクレオチドからなるETV2遺伝子、又は以下の(A)〜(C)のいずれかのタンパク質からなるETV2タンパク質を線維芽細胞に導入する工程;及び 工程(Q):前記ETV2遺伝子又は前記ETV2タンパク質が導入された線維芽細胞を血管内皮細胞増殖用培地で培養する工程; を有することを特徴とする、血管内皮細胞の製造方法; (a)配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (b)配列番号2に示されるアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (c)配列番号2に示されるアミノ酸配列と少なくとも80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (d)配列番号1に示されるヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド; (e)配列番号1に示されるヌクレオチド配列において、1若しくは数個のヌクレオチドが欠失、置換及び/又は付加されたヌクレオチド配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (f)配列番号1に示されるヌクレオチド配列と少なくとも80%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド; (A)配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質; (B)配列番号2に示されるアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質; (C)配列番号2に示されるアミノ酸配列と少なくとも80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつETV2活性を有するタンパク質。
IPC (6件):
C12N 5/10 ,  C12N 15/09 ,  C12N 15/00 ,  A61P 9/10 ,  A61K 35/12 ,  A61P 9/00
FI (6件):
C12N5/00 102 ,  C12N15/00 A ,  C12N15/00 ,  A61P9/10 ,  A61K35/12 ,  A61P9/00
Fターム (25件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B065AA93X ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BA25 ,  4B065BB04 ,  4B065BB19 ,  4B065BB34 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB64 ,  4C087BB65 ,  4C087CA04 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA36

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