特許
J-GLOBAL ID:201503056757551576

保護コート層付フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人田治米国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-105875
公開番号(公開出願番号):特開2015-003516
出願日: 2014年05月22日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】基材フィルムである環状オレフィン系樹脂フィルムに保護コート層が積層された保護コート層付フィルムが、カールし難い特性を示し、また、保護コート層付フィルムを屈曲させても実用上問題となるクラックを発生させず、更に、良好な密着性を示すようにする。【解決手段】環状オレフィン系樹脂からなる基材フィルムと、その少なくとも片面に形成された保護コート層とからなる保護コート層付フィルムであって、該保護コート層が成分(A)多官能アクリレート系モノマー、成分(C)2以上の(メタ)アクリロキシ基を有するイソシアヌル酸誘導体及び成分(E)光重合開始剤を含有する光硬化性組成物の光硬化物層である。この保護コート層付フィルムを、丸棒を使用する所定の曲げ試験に供した場合に、保護コート層又は基材フィルムにクラックが生じたときの丸棒の直径をR[mm]とし、保護コート層付フィルムの総厚をH[μm]としたときに、0<R/H≦0.045を満足する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
環状オレフィン系樹脂からなる基材フィルムと、その少なくとも片面に形成された保護コート層とからなる保護コート層付フィルムであって、 該保護コート層が以下の成分(A)、(C)及び(E) 成分(A) 多官能アクリレート系モノマー; 成分(C) 2以上の(メタ)アクリロキシ基を有するイソシアヌル酸誘導体; 及び 成分(E) 光重合開始剤 を含有する光硬化性組成物の光硬化物層であり、 保護コート層付フィルムを以下の曲げ試験 「<曲げ試験> 所定の大きさの保護コート層付フィルムを、保護コート層を外側にして、丸棒に沿って架け渡して曲げ、両先端を接合してループ状とし、その先端に所定の分銅を装着し、所定の時間で保持し、その後、分銅を外し、丸棒周辺の保護コート層表面又は保護コート層側の基材フィルム表面にクラックが生じたか否かを光学顕微鏡で観察し、クラックが生じたときの丸棒の直径を調べる。」 に供した場合に保護コート層又は基材フィルムにクラックが生じたときの丸棒の直径をR[mm]とし、保護コート層付フィルムの総厚をH[μm]としたときに、以下の式
IPC (4件):
B32B 27/30 ,  C08J 7/06 ,  B32B 27/32 ,  G06F 3/041
FI (4件):
B32B27/30 A ,  C08J7/06 Z ,  B32B27/32 C ,  G06F3/041 495
Fターム (17件):
4F006AA12 ,  4F006AB24 ,  4F006BA02 ,  4F006CA08 ,  4F006EA03 ,  4F100AK08A ,  4F100AK25B ,  4F100AT00A ,  4F100BA02 ,  4F100CA02B ,  4F100CC02B ,  4F100EH462 ,  4F100GB41 ,  4F100JB14B ,  4F100JK04 ,  4F100JK12B ,  4F100YY00

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