特許
J-GLOBAL ID:201503058945054370

可溶化血漿フラクションから蛋白質フィブリノーゲン、第XIII因子および生物学的グルーを分離し、そして該蛋白質の凍結乾燥濃縮物を調製するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-255331
公開番号(公開出願番号):特開2013-047273
特許番号:特許第5662988号
出願日: 2012年11月21日
公開日(公表日): 2013年03月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】以下の工程により調製された、凍結乾燥フィブリノーゲン濃縮物: a)以下の工程を含むCohnフラクションIからフィブリノーゲンおよび第XIII因子を含む生物学的グルーを分離するためのクロマトグラフィー精製工程: a-i)交換体が、あらかじめ、イオン強度0.2以下でありアルカリ性pHを有する緩衝液で平衡化されており、それにより生物学的グルーを保持可能である、弱塩基型のアニオン交換体に該CohnフラクションIをロードする工程、 a-ii)溶出緩衝液のイオン強度を増加させることにより、生物学的グルーを溶出する工程、 a-iii)限外濾過によって、溶出液の一部を濃縮する工程、および、 a-iv)濃縮された生物学的グルーをダイアフィルトレーションし、続いて、第XIII因子を含有するダイアフィルトレーションされた濃縮生物学的グルーを凍結乾燥する工程、 b)以下の工程を含む第XIII因子を得る工程: b-i)工程a-ii)より溶出された、生物学的グルーの一部を回収する工程、 b-ii)工程b-i)で示した溶出された生物学的グルーの残りの部分へ少なくとも1つの化学薬剤を添加することによって、第XIII因子の沈殿物を分離する工程、および、 b-iii)沈殿しているFXIIIを再可溶化し、再可溶化された第XIII因子をダイアフィルトレーションし、続いてダイアフィルトレーションしたFXIII溶液を凍結乾燥する工程、および、 c)以下の工程を含むフィブリノーゲンを得る工程: c-i)工程b-ii)からフィブリノーゲンを含む上清溶液を回収する工程、 c-ii)工程c-i)で示したフィブリノーゲン溶液を濃縮する工程、および、 c-iii)濃縮されたフィブリノーゲンをダイアフィルトレーションし、続いてダイアフィルトレーションしたフィブリノーゲン溶液を凍結乾燥する工程であって、 前記ダイアフィルトレーションが、6.9〜7.1のpHの、10〜12g/lのクエン酸三ナトリウム、1〜5g/lのリシン、1〜5g/lのグリシン、2〜5g/lのトリス、25〜50g/lのアルギニンおよび5〜15g/lのイソロイシンの混合物を含有する緩衝液に対して行われる工程。
IPC (7件):
C07K 14/745 ( 200 6.01) ,  C07K 14/75 ( 200 6.01) ,  C07K 14/755 ( 200 6.01) ,  C07K 1/14 ( 200 6.01) ,  A61K 38/43 ( 200 6.01) ,  A61P 7/04 ( 200 6.01) ,  A61P 17/02 ( 200 6.01)
FI (7件):
C07K 14/745 ,  C07K 14/75 ,  C07K 14/755 ,  C07K 1/14 ,  A61K 37/465 ,  A61P 7/04 ,  A61P 17/02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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