特許
J-GLOBAL ID:201503059222160372

キャリア網における経路制御システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  石原 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-160113
公開番号(公開出願番号):特開2015-032932
出願日: 2013年08月01日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】 通常のIPルーティングでは実現できない、複数のNWサービス機能への経路制御を可能にする。【解決手段】 本発明のフロー制御装置は、エッジルータがパケットに付与するためのフロー情報を生成し、フローテーブルに格納し、ユーザごとのフローテーブルの内容をエッジルータに送信する。エッジルータは、フロー情報を取得して一時記憶手段に格納し、パケットが転送されると、一時記憶手段のフローテーブルの内容に基づいて、ルールのマッチングを行い、パケットの処理方法に基づいて、当該パケットが経由すべきNWサービス機能を示す識別子を該パケットのヘッダに付与してトンネル技術を用いて転送する。サーバは、エッジルータから受信したパケットに付与されたヘッダの情報に基づいて振り分け、パケットからヘッダを取り除いて、該ヘッダが示すNWサービス機能に対応するVMに転送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
キャリア網のコアネットワーク、インターネット、データセンタ拠点、ユーザ端末を接続するエッジルータと、該データセンタ拠点に存在し、異なるネットワーク(NW)サービス機能を有する複数の仮想マシンを有するサーバと、フロー制御装置とを有するキャリア網におけるリソース制御システムであって、 前記フロー制御装置は、 前記エッジルータがパケットに付与するためのルールとパケットの処理方法を含むフロー情報を生成し、フロー情報記憶手段に格納するフローテーブル生成手段と、 ユーザごとの前記フロー情報記憶手段の内容を前記エッジルータに送信するフロー情報通知手段と、 を有し、 前記エッジルータは、 前記フロー制御装置から前記フロー情報記憶手段の内容を取得して一時記憶手段に格納するフロー情報受信手段と、 パケットが転送されると、前記一時記憶手段の内容に基づいて、ルールのマッチングを行い、前記パケットの処理方法に基づいてパケットに、当該パケットが経由すべきNWサービス機能を示す識別子を該パケットのヘッダに付与してトンネル技術を用いて転送する第1の転送手段と、 を有し、 前記サーバは、 前記エッジルータから受信した前記パケットに付与された前記ヘッダの識別子に基づいていずれかの仮想マシンに振り分ける仮想マシン振り分け手段と、 前記パケットから前記ヘッダの識別子を取り除いて、該ヘッダが示すNWサービス機能に対応する仮想マシンに転送するヘッダ除去手段と、 前記仮想マシンからパケットが転送された場合に、前記ヘッダの識別子を該パケットに再度付与し、カプセル化技術を用いて宛先に転送する第2の転送手段と、 を有することを特徴とするキャリア網におけるリソース制御システム。
IPC (2件):
H04L 12/70 ,  H04L 12/717
FI (2件):
H04L12/70 D ,  H04L12/717
Fターム (7件):
5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030HC20 ,  5K030HD03 ,  5K030HD06 ,  5K030HD09 ,  5K030LB07
引用文献:
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