特許
J-GLOBAL ID:201503059622504046

還元鉄の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-142895
公開番号(公開出願番号):特開2015-014042
出願日: 2013年07月08日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】酸化鉄含有物質および炭素質還元剤を含む塊成物を移動炉床式加熱炉で加熱することによって還元鉄を製造するにあたり、加熱時に塊成物が含有水分・結晶水等により爆裂等により崩壊するのを防止しつつ還元鉄を製造できる方法を提供する。【解決手段】下記(A)〜(C)のいずれかに記載の要件を満足する塊成物を用いる。・要件(A):塊成物に含まれるCl量と、K2O量およびNa2O量の合計量とのmol比と、該塊成物に含まれるCaO量が、所定の関係を満足している塊成物。・要件(B):上記mol比と、塊成物に含まれるCaO量が、所定の関係を満足し、且つ該塊成物に含まれるCaO量とSiO2量から算出される塩基度(CaO/SiO2)が0.30〜1.30である塊成物。・要件(C):上記mol比と、該塊成物に含まれるCaO量が、所定の関係を満足し、且つ該塊成物に含まれる揮発性炭素量が1.70質量%未満である塊成物。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酸化鉄含有物質および炭素質還元剤を含む混合物を塊成化した塊成物を移動炉床式加熱炉の炉床上に装入して加熱することによって、該塊成物中の酸化鉄を還元し、還元鉄を製造する方法であって、下記(A)〜(C)のいずれかに記載の要件を満足する塊成物を用いることを特徴とする還元鉄の製造方法。 ・要件(A) 前記塊成物に含まれるCl量(mol)と、K2O量(mol)およびNa2O量(mol)の合計量とのmol比[Cl/(K2O+Na2O)]と、該塊成物に含まれるCaO量(質量%)が、下記式(1)の関係を満足している塊成物。 ・要件(B) 前記塊成物に含まれるCl量(mol)と、K2O量(mol)およびNa2O量(mol)の合計量とのmol比[Cl/(K2O+Na2O)]と、該塊成物に含まれるCaO量(質量%)が、下記式(2)の関係を満足し、且つ 該塊成物に含まれるCaO量(質量%)とSiO2量(質量%)から算出される塩基度(CaO/SiO2)が0.30以上、1.30未満である塊成物 ・要件(C) 前記塊成物に含まれるCl量(mol)と、K2O量(mol)およびNa2O量(mol)の合計量とのmol比[Cl/(K2O+Na2O)]と、該塊成物に含まれるCaO量(質量%)が、下記式(2)の関係を満足し、且つ 該塊成物に含まれる揮発性炭素量が1.70質量%未満である塊成物。 Cl/(K2O+Na2O)≦-0.49×CaO+5.63 ・・・(1) Cl/(K2O+Na2O)>-0.49×CaO+5.63 ・・・(2) [上記式(1)、式(2)中、Cl、K2O、Na2Oは、塊成物に含まれるCl量(mol)、K2O量(mol)、Na2O量(mol)、CaOは、塊成物に含まれるCaO量(質量%)を示している。]
IPC (2件):
C21B 13/10 ,  C22B 1/16
FI (2件):
C21B13/10 ,  C22B1/16 101
Fターム (7件):
4K001AA10 ,  4K001BA14 ,  4K001CA18 ,  4K001CA19 ,  4K001CA23 ,  4K012DE00 ,  4K012DE03

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