特許
J-GLOBAL ID:201503063273665867

生体内の異物を治療具にて処置する治療方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-153077
公開番号(公開出願番号):特開2015-020035
出願日: 2013年07月23日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】先端に電極(検出/処置手段)41を備えたカテーテルのような治療具を、生体に挿入して生体内の異物を処置する際に、電極41と生体内の異物との接触により発生する圧力の変化を迅速にかつ高い精度で測定できる方法を提供する。【解決手段】圧電振動子10と、一方の表面に圧電振動子10に接触する膨出部21を備え、膨出部21の反対側の表面に測定対象物接触面22を備えた接触子(但し、膨出部21は、測定対象物接触面22に圧力が付与されると、膨出部と圧電振動子との接触面積が変化を示す物性を持つ有機高分子弾性材料から形成されている)を、測定対象物接触面22が電極(検出/処置手段)41に接触するように配置し、電極41と異物との接触により発生する圧力の変化を、圧力振動体1の圧電振動子10のインピーダンスの変化から算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
可撓性チューブ、可撓性チューブの先端に備えられた、生体内に生成した物理的もしくは化学的な異物を検出し、該異物に接触した状態で異物を処置する検出/処置手段、そして該可撓性チューブ内にて該検出/処置手段に接触し、該検出/処置手段と異物との接触により発生する圧力変化を測定するための圧力測定手段を含む治療具を用意し、該治療具の先端を生体内に挿入し、検出/処置手段により生体内の異物を検出し、次いで、圧力測定手段により検出/処置手段と異物との接触により発生する圧力変化を測定した後、処置手段により該異物を処置する治療方法であって、 圧力測定手段が、盤状の圧電体と該圧電体の両側表面のそれぞれに備えられた電極とからなる圧電振動子、そして一方の表面に膨出部を備え、該膨出部が該圧電振動子の一方の電極の表面に接触した状態で、該膨出部が備えられた表面とは反対側の表面が検出/処置手段処置の表面に接触した状態で配置されている盤状の接触子を含む圧力振動体であって、該圧力振動体の接触子の膨出部は、検出/処置手段と異物との接触により発生して、接触子の該検出/処置手段と接触する表面に付与される圧力変化に応じて接触子の膨出部と圧電振動子との接触面積が変化を示す物性を持つ有機高分子弾性材料から形成されている圧力振動体を含み、 検出/処置手段と異物との接触により発生する圧力変化の測定を下記の工程を含む操作により行なう方法: 圧力振動体の圧電振動子に、該圧電振動子に固有の共振周波数に相当する周波数の交流電圧を印加することにより、圧電振動子を振動状態とする工程;振動状態にある圧電振動子から電流を取り出す工程;上記接触子の該検出/処置手段と接触する表面に付与される圧力変化に応じて発生する該電流の電流値の変化と圧電振動子に印加した交流電圧の電圧値とから圧電振動子のインピーダンスの変化を算出する工程;及び該インピーダンスの変化を圧力の変化に換算する工程。
IPC (3件):
A61B 17/00 ,  A61B 18/12 ,  G01L 1/10
FI (3件):
A61B17/00 320 ,  A61B17/39 310 ,  G01L1/10 A
Fターム (4件):
4C160KK03 ,  4C160KK04 ,  4C160KK63 ,  4C160MM33

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