特許
J-GLOBAL ID:201503066177551124

セリア-ジルコニア系複合酸化物及びその製造方法、並びにそのセリア-ジルコニア系複合酸化物を用いた排ガス浄化用触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人セントクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-209190
公開番号(公開出願番号):特開2015-071520
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】高温に長時間晒された後においても優れた酸素貯蔵能(OSC)を発揮できるセリア-ジルコニア系複合酸化物及びこれを用いた排ガス浄化用触媒の提供。【解決手段】ランタン、イットリウム及びプラセオジムからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素を合計で、0.1〜4.0at%含有するセリア-ジルコニア系複合酸化物であって、前記複合酸化物の一次粒子の表面から50nm以内の表面近傍領域に前記希土類元素の全量の内の90at%以上が含有され、その含有比率がモル比([セリウム]:[ジルコニウム])で43:57〜48:52の範囲にあり、また一次粒子の平均粒子径が2.2〜4.5μmであり、X線回折パターンの2θ=14.5°と2θ=29°の回折線との強度比{I(14/29)値}、及び2θ=28.5°と2θ=29°との強度比がI(14/29)値≧0.02、I(28/29)値≦0.08を満たす複合酸化物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
セリア及びジルコニアの複合酸化物を含むセリア-ジルコニア系複合酸化物であって、 該セリア-ジルコニア系複合酸化物はランタン(La)、イットリウム(Y)及びプラセオジム(Pr)からなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素を合計で、前記セリア-ジルコニア系複合酸化物中のセリウム及びジルコニウムの総量に対して元素として0.1〜4.0at%含有するとともに、前記セリア-ジルコニア系複合酸化物の一次粒子の表面から50nm以内の表面近傍領域に前記希土類元素の全量のうちの90at%以上が含有されており、 前記セリア-ジルコニア系複合酸化物におけるセリウムとジルコニウムとの含有比率がモル比([セリウム]:[ジルコニウム])で43:57〜48:52の範囲にあり、 前記セリア-ジルコニア系複合酸化物の一次粒子の平均粒子径が2.2〜4.5μmであり、かつ、 大気中、1100°Cの温度条件で5時間加熱後のX線回折測定により得られるCuKαを用いたX線回折パターンから求められる2θ=14.5°の回折線と2θ=29°の回折線との強度比{I(14/29)値}及び2θ=28.5°の回折線と2θ=29°の回折線との強度比{I(28/29)値}がそれぞれ以下の条件: I(14/29)値≧0.02 I(28/29)値≦0.08 を満たすものであることを特徴とするセリア-ジルコニア系複合酸化物。
IPC (2件):
C01G 25/00 ,  B01J 23/63
FI (2件):
C01G25/00 ,  B01J23/56 301A
Fターム (19件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC08 ,  4G048AD04 ,  4G048AE05 ,  4G169AA03 ,  4G169BA01B ,  4G169BA05A ,  4G169BA05B ,  4G169BB02B ,  4G169BB04A ,  4G169BB06B ,  4G169BC40B ,  4G169BC42B ,  4G169BC43A ,  4G169BC43B ,  4G169BC44B ,  4G169BC72B ,  4G169CA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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