特許
J-GLOBAL ID:201503068695452019

計算機システム及び論理記憶領域管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人藤央特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012050674
公開番号(公開出願番号):WO2013-108351
出願日: 2012年01月16日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
一般的な計算機を用いて、耐故障機能を有する共有ストレージを構築可能な計算機システムを提供することを目的とする。 複数の計算機を備える計算機システムであって、計算機は、複数の計算機の各々の記憶媒体が提供する記憶領域を用いて論理記憶領域を生成する冗長化処理部と、論理記憶領域を用いて前記サービスを提供するサービス提供部とを有し、冗長化処理部は、主系計算機及び副系計算機の記憶媒体が提供する記憶領域を用いて論理記憶領域を生成し、論理記憶領域と、論理記憶領域を構成する主系計算機及び副系計算機の記憶媒体との対応関係を含む冗長化情報を生成し、主系計算機及び副系計算機の記憶媒体に冗長化情報を書き込み、論理記憶領域をサービス提供部に提供して、サービスの開始を命令し、アクセス要求を受信した場合に、冗長化情報を参照して論理記憶領域にアクセスする。
請求項(抜粋):
複数の計算機を備える計算機システムであって、 前記複数の計算機の各々は、プロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、前記プロセッサに接続される記憶媒体と、ネットワークを介して他の装置と接続するためのネットワークインタフェースとを有し、 前記複数の計算機は、サービスを提供する1台の主系計算機と、前記主系計算機に障害が発生した場合に前記サービスを引き継ぐ1台以上の副系計算機とを含み、 前記主系計算機は、 前記複数の計算機の各々の前記記憶媒体が提供する記憶領域を用いて論理記憶領域を生成し、前記生成された論理記憶領域へのアクセスを管理する第1の冗長化処理部と、 前記論理記憶領域を用いて前記サービスを提供する第1のサービス提供部と、を有し、 前記副系計算機は、 前記主系計算機を監視し、前記主系計算機の障害を検知した場合に、前記サービスを引き継ぐための処理を実行する障害制御部と、 前記論理記憶領域を用いて前記サービスを提供する第2のサービス提供部と、を有し、 前記第1の冗長化処理部は、 前記主系計算機の記憶媒体及び前記副系計算機の記憶媒体が提供する記憶領域を用いて第1の論理記憶領域を生成し、 前記第1の論理記憶領域と、当該第1の論理記憶領域を構成する前記主系計算機の記憶媒体及び前記副系計算機の記憶媒体との対応関係を含む第1の冗長化情報を生成し、 前記第1の論理記憶領域を構成する前記主系計算機の記憶媒体及び前記副系計算機の記憶媒体に、前記第1の冗長化情報を書き込み、 前記第1の論理記憶領域を前記第1のサービス提供部に提供して、当該第1のサービス提供部に前記サービスの開始を命令し、 前記第1のサービス提供部からアクセス要求を受信した場合に、前記第1の冗長化情報を参照して、前記第1の論理記憶領域にアクセスし、 前記障害制御部は、前記主系計算機の障害を検知した場合に、前記第2のサービス提供部を起動させ、 前記第2のサービス提供部は、前記第1の論理記憶領域に格納されたデータを用いて前記サービスを継続することを特徴とする計算機システム。
IPC (1件):
G06F 11/20
FI (1件):
G06F11/20 310C
Fターム (3件):
5B034BB02 ,  5B034CC01 ,  5B034DD05

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