特許
J-GLOBAL ID:201503069191326523

ベルトシャフトの巻き取り方向でガタつき防止効果を有する自動ロックベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 雄二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-549416
公開番号(公開出願番号):特表2015-503482
出願日: 2012年12月18日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
ベルトシャフトを備えるシートベルトのための自動ロックベルトリトラクタであって、ロック要素を制御するためにベルトシャフトに結合される制御ディスク(10)を有する少なくとも1つのベルトストラップ感知制御機構を備え、ロック要素がピン(14)によって制御ディスク(10)に結合され、ピンは、長楕円穴(13)内に構成されて制御ディスク(10)に係合するとともに、ベルトシャフトと制御ディスク(10)との間の相対回転中に長楕円穴内で案内され、制御ディスク(10)が、該制御ディスク(10)に偏心して旋回装着される2アーム慣性要素(15)を支持し、慣性要素は、トリガされると、制御ディスク(10)に作用する角加速度に起因して慣性要素が固定歯付き部分に係合して、その結果として制御ディスク(10)がその回転動作を停止して固定されるまで、その一方のブロッキングアーム(17)が戻しスプリングの作用に抗して径方向に旋回し、互いに周方向で離間される2つのスプリング脚(27,28)を備えるトーションスプリング(25)が、ベルトシャフトおよび/または制御ディスク(10)のための装着ポイントにおいて、慣性要素(15)に対する接触位置と制御ディスク(10)の平面から突出する回転可能従動子(21)に対する接触位置との間で、制御ディスク(10)に対する摩擦装着により装着される、自動ロックベルトリトラクタは、慣性要素(15)よりも上側の平面内に配置されて制御ディスク(10)の平面から離間されるトーションスプリング(25)の2つのスプリング脚(27,28,50)が、これらのスプリング脚の間で従動子(21)を取り囲むとともに、制御ディスク(10)の平面内へ入り込むストッパ(29,53)と重なり合い、従動子(21)が、ベルト巻き取り方向(矢印40)およびベルト解放方向(矢印41)の両方における制御ディスク(10)の回転中にトーションスプリング(25)を支持するためにスプリング脚(27,28,50)のためのストッパ面(22,23)を形成し、それにより、トーションスプリング(25)が、制御ディスク(10)のベルト解放方向(矢印41)の回転中に慣性要素(15)を解放するとともに、制御ディスク(10)のベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中に慣性要素(15)の旋回が防止されること、およびベルト巻き取り方向(矢印40)でトーションスプリング(25)を支持するために使用されるスプリング脚(28,50)は、制御ディスク(10)のベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中にそのストッパ(29,53)が長楕円穴(13)内のピン(14)の移動経路内へと延び、結果として、ロック要素がベルトシャフト上に固定されることを特徴とする自動ロックベルトリトラクタ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハウジングフレーム内で回転するように装着されてベルトストラップの巻き取り方向で巻回スプリングにより予め張力がかけられるベルトシャフトを有するシートベルトのための自動ロックベルトリトラクタであって、 ロック要素を制御するために前記ベルトシャフトに結合される制御ディスク(10)を有する少なくとも1つのベルトストラップ感知制御機構を備え、 前記ロック要素は、前記ベルトシャフト上に配置されるとともに、スプリング作用に抗してハウジング歯車に係合するまで、前記ベルトシャフトと前記制御ディスク(10)との間の相対回転中に偏位され、前記ロック要素は、前記制御ディスク(10)に形成される長楕円穴(13)により係合するとともに、前記制御ディスク(10)と前記ベルトシャフトとの間で相対回転中に案内されるピン(14)により前記長楕円穴内に結合され、 前記制御ディスク(10)は、該制御ディスク(10)上に偏心して旋回装着される2アーム慣性要素(15)を支持し、 前記慣性要素は、トリガされると、前記制御ディスク(10)に作用する角加速度に起因して前記慣性要素が固定歯付き部分に係合し、その結果として前記制御ディスク(10)がその回転動作を停止して固定されるまで、その一方のブロッキングアーム(17)が戻しスプリングの作用に抗して径方向に旋回し、 互いに周方向で離間される、2つのスプリング脚(27,28)を備えるトーションスプリング(25)が、前記ベルトシャフトおよび/または前記制御ディスク(10)のための装着ポイントにおいて、前記慣性要素(15)に対する接触位置と前記制御ディスク(10)の平面から突出する回転可能従動子(21)に対する接触位置との間で、前記制御ディスク(10)に対する摩擦装着により装着される、自動ロックベルトリトラクタにおいて、 前記慣性要素(15)よりも上側の平面内に配置されて前記制御ディスク(10)の平面から離間される前記トーションスプリング(25)の前記2つのスプリング脚(27,28,50)は、これらのスプリング脚の間で前記従動子(21)を取り囲むとともに、前記制御ディスク(10)の平面内へ入り込むストッパ(29,53)と重なり合い、前記従動子(21)は、ベルト巻き取り方向(矢印40)およびベルト解放方向(矢印41)の両方における前記制御ディスク(10)の回転中に前記トーションスプリング(25)を支持するために前記スプリング脚(27,28,50)のためのストッパ面(22,23)を形成し、それにより、前記トーションスプリング(25)は、前記制御ディスク(10)の、前記ベルト解放方向(矢印41)の回転中に前記慣性要素(15)を解放するとともに、前記制御ディスク(10)の、前記ベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中に前記慣性要素(15)が旋回することを防止すること、および、前記ベルト巻き取り方向(矢印40)で前記トーションスプリング(25)を支持するために使用される前記スプリング脚(28,50)は、前記制御ディスク(10)の前記ベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中にそのストッパ(29,53)が前記長楕円穴(13)内の前記ピン(14)の移動経路内へと延び、結果として、前記ロック要素を前記ベルトシャフト上に固定することを特徴とする自動ロックベルトリトラクタ。
IPC (2件):
B60R 22/38 ,  B60R 22/40
FI (2件):
B60R22/38 ,  B60R22/40
Fターム (5件):
3D018HA01 ,  3D018HB06 ,  3D018HC00 ,  3D018HD02 ,  3D018HD03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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