特許
J-GLOBAL ID:201503070369158962

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-173246
公開番号(公開出願番号):特開2015-040000
出願日: 2013年08月23日
公開日(公表日): 2015年03月02日
要約:
【課題】 簡単な構造により、車輪用軸受に対して等速自在継手が正規の位置まで引き込まれたか否かを容易に確認する。【解決手段】 外輪5、ハブ輪1、内輪2および複列の転動体3,4とからなる車輪用軸受6を備え、ハブ輪1の軸孔33に等速自在継手7の外側継手部材23のステム部29を嵌合することにより車輪用軸受6に等速自在継手7をトルク伝達可能に結合させた車輪用軸受装置において、外側継手部材23のステム部29に軸方向に延びる複数の凸部32を形成すると共に、ハブ輪1の軸孔33に凸部32に対して締め代を有する複数の凹部35を形成し、ねじ締め付け構造でもってハブ輪1に対してステム部29を引き込むことによりステム部29の凸部32をハブ輪1の軸孔33の凹部35に圧入し、その凹部35に凸部32の形状を転写して接触部位全域で密着する凹凸嵌合部Mを形成し、ハブ輪1に対するステム部29の引き込み量が目視可能な引き込み確認手段41を具備する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周に複列の外側軌道面が形成された外方部材と、外周に前記外側軌道面と対向する複列の内側軌道面を有し、ハブ輪および内輪からなる内方部材と、前記外方部材の外側軌道面と内方部材の内側軌道面との間に介装された複列の転動体とからなる車輪用軸受を備え、前記ハブ輪の軸孔に等速自在継手の外側継手部材のステム部を嵌合することにより前記車輪用軸受に等速自在継手をトルク伝達可能に結合させた車輪用軸受装置において、 前記ハブ輪の軸孔と前記外側継手部材のステム部のうちのいずれか一方に軸方向に延びる複数の凸部を形成すると共に、他方に前記凸部に対して締め代を有する複数の凹部を形成し、前記ハブ輪およびステム部に設けられたねじ締め付け構造でもってハブ輪に対してステム部を引き込むことにより前記凸部を凹部に圧入し、その凹部に凸部の形状を転写して接触部位全域で密着する凹凸嵌合部を形成し、前記ハブ輪に対するステム部の引き込み量が目視可能な引き込み確認手段を具備したことを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
B60B 35/14 ,  F16D 1/06 ,  F16D 1/09 ,  F16C 19/18
FI (4件):
B60B35/14 U ,  F16D1/06 Q ,  F16D1/06 T ,  F16C19/18
Fターム (7件):
3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA80 ,  3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車輪用軸受および軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-206578   出願人:NTN株式会社
  • 車両用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-262546   出願人:光洋精工株式会社, 豊田工機株式会社

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