特許
J-GLOBAL ID:201503070649899127
キラルな酸触媒の存在下で有機化合物を過酸化物で不斉酸化する方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, 久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-551589
公開番号(公開出願番号):特表2015-509093
出願日: 2013年01月08日
公開日(公表日): 2015年03月26日
要約:
本発明は、キラルなブレンステッド酸触媒の存在下で、求核性有機化合物、特に金属フリーの求核性有機化合物を、過酸化物化合物で不斉酸化する方法に関する。具体的には一方では、本発明は、キラルなイミドジホスファート触媒の存在下で、チオ化合物を過酸化物化合物でエナンチオ選択的スルホ酸化する方法に関する。具体的には他方では、本発明は、キラルなリン酸触媒の存在下で、チオ化合物を過酸化物化合物でエナンチオ選択的スルホ酸化する方法に関する。
請求項(抜粋):
過酸化物化合物の求電子付加により求核性有機化合物を不斉酸化する方法であって、
該有機化合物を、過酸化物化合物Rp-OOHと、キラルな酸触媒の存在下で反応させ、前記キラルな酸触媒が、キラルなイミドジホスファート、リン酸、スルホン酸、カルボン酸、ビスルホンイミド、トリフリルホスホルアミド、ホスフィニルホスホルアミド及びそれらの誘導体からなるキラルな酸の群から選択され、前記キラルな酸触媒が、触媒活性サイト[-(P,S,C)=O][(-NHRE、-OH]〔ここで、REは、電子求引基の意味を有する〕を含んでなる、
求核性有機化合物を不斉酸化する方法。
IPC (8件):
C07C 315/02
, C07B 53/00
, C07C 317/14
, C07C 317/22
, C07C 317/44
, C07C 317/12
, C07C 317/04
, B01J 31/02
FI (9件):
C07C315/02
, C07B53/00 B
, C07C317/14
, C07C317/22
, C07C317/44
, C07C317/12
, C07C317/04
, B01J31/02 Z
, B01J31/02 102Z
Fターム (29件):
4G169AA06
, 4G169BA21A
, 4G169BA21B
, 4G169BA42A
, 4G169BE06A
, 4G169BE06B
, 4G169BE07A
, 4G169BE10A
, 4G169BE14A
, 4G169BE14B
, 4G169BE22A
, 4G169BE25A
, 4G169BE26A
, 4G169BE28A
, 4G169BE29A
, 4G169BE29B
, 4G169BE36A
, 4G169BE37B
, 4G169BE38A
, 4G169BE38B
, 4G169CB07
, 4G169CB57
, 4H006AA02
, 4H006AC62
, 4H006AC81
, 4H006BA53
, 4H006TA01
, 4H039CA80
, 4H039CC90
引用文献:
出願人引用 (3件)
-
Journal of Organic Chemistry, 1999, Vol.64, No.10, p.3519-3523
-
Angewandte Chemie, International Edition, 2008, Vol.47, No.35, p.6707-6711
-
Tetrahedron, 2007, Vol.63, No.36, p.8735-8741
審査官引用 (3件)
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