特許
J-GLOBAL ID:201503072955953987

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 森 哲也 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-231321
公開番号(公開出願番号):特開2015-090207
出願日: 2013年11月07日
公開日(公表日): 2015年05月11日
要約:
【課題】生産性が良好であることに加えて、内部起点型剥離が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供することを課題とする。【解決手段】転がり軸受に用いられる鋼の成分組成に加え、鋼の硬さ、及び、体積35000mm3中に存在する酸化物系介在物のうち、最大酸化物系介在物を極値統計法により予測し、前記予測した最大酸化物系介在物の面積の平方根を25μm以上19.7α+1.2μm以下に規定した。これらのことによって、本発明の転がり軸受は、生産性が良好であることに加えて、内部起点型剥離が生じにくく長寿命である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備える転がり軸受において、前記内輪,前記外輪,及び前記転動体のうち少なくとも1つが、下記の4つの条件を満たす鋼で構成されていることを特徴とする転がり軸受。 条件1:濃度0.85質量%以上1.15質量%以下の炭素、濃度0.20質量%以上0.90質量%以下のケイ素、濃度0.20質量%以上1.40質量%以下のマンガン、濃度1.30質量%以上1.90質量%以下のクロム、濃度0.30質量%以下のモリブデン、濃度0.30質量%以下のニッケル、濃度0.20質量%以下の銅、濃度0.025質量%以下のイオウ、濃度0.020質量%以下のリン、濃度15質量ppm以下の酸素を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物である。 条件2:焼入れ及び焼戻しが施されており、焼入れ焼戻し後の硬さがHv697以上800以下である。 条件3:ケイ素、マンガン、クロム及びモリブデンの各濃度(質量%)を、それぞれ[Si]、[Mn]、[Cr]、[Mo]とし、α=2[Si]+[Mn]+0.7[Cr]+3[Mo]とした時、2.5≦α≦3.8である。 条件4:体積35000mm3中に存在する酸化物系介在物のうち極値統計法により予測される最大の酸化物系介在物の面積の平方根が、25μm以上19.7α+1.2μm以下である。
IPC (9件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/44 ,  C21D 9/40 ,  C21D 9/36 ,  F16C 19/06 ,  F16C 33/64
FI (9件):
F16C33/62 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/44 ,  C21D9/40 A ,  C21D9/36 ,  F16C19/06 ,  F16C33/64
Fターム (33件):
3J701AA02 ,  3J701AA12 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701BA01 ,  3J701BA53 ,  3J701BA54 ,  3J701EA02 ,  3J701EA03 ,  3J701EA10 ,  3J701FA31 ,  3J701GA60 ,  3J701XB01 ,  3J701XB03 ,  3J701XB33 ,  3J701XB50 ,  3J701XE01 ,  3J701XE12 ,  4K042AA22 ,  4K042BA04 ,  4K042CA05 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA10 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DE02 ,  4K042DE03 ,  4K042DE04 ,  4K042DE06 ,  4K042DE07

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