特許
J-GLOBAL ID:201503073488355058
エレクトロポレーションを利用した哺乳類の遺伝子改変方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
矢野 裕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-209184
公開番号(公開出願番号):特開2015-070825
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】 ES細胞を利用する必要なく哺乳類に広く適用可能な技術であって、ゲノム上の特定配列を標的として特定遺伝子を改変する技術(ZFN等のゲノム編集技術)を、極めて簡便な手法のみで利用可能とする技術を、開発することを課題とする。【解決手段】 前核期にある透明帯を有した状態の哺乳類の受精卵を、特定配列を有するmRNAのペア分子を含む溶液に浸漬し、第1電気パルスの総電力量を所定範囲にして3段階方式の矩形波多重パルスを与えて電気穿孔処理を行うことにより、哺乳類の任意の標的遺伝子を効率良く改変する技術を提供する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
下記(A)に記載の受精卵を、下記(B)に記載の核酸分子を含む溶液に浸漬し、;前記溶液に1回又は2回以上の下記(C)に記載の矩形波電気パルスを、電力量の合計が0.2〜7.5J/100μLになるように与え、;次いで下記(D)に記載の矩形波電気パルスを2回以上与え、;次いで下記(E)に記載の矩形波電気パルスを2回以上与えること、;を特徴とする、哺乳類の遺伝子改変方法。
(A): 前核期にある透明帯を有した状態の哺乳類(ヒトを除く)の受精卵。
(B): ゲノムDNAの任意の領域に対して、配列特異的にエンドヌクレアーゼ活性を発揮するように機能するRNA。
(C): 1パルスの電圧が375V/cm以上である矩形波電気パルス。
(D): 1パルスの電圧が250V/cm以下であり且つ1パルスの電力量が0.01〜3.6J/100μLである矩形波電気パルス。
(E): 上記(D)に記載の電気パルスとは逆の極性の矩形波電気パルスであって、1パルスの電圧が250V/cm以下であり且つ1パルスの電力量が0.01〜3.6J/100μLである矩形波電気パルス。
IPC (2件):
C12N 15/877
, A01K 67/027
FI (2件):
Fターム (6件):
4B024AA20
, 4B024BA11
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024DA20
, 4B024EA04
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