特許
J-GLOBAL ID:201503075251812767

乗客コンベアの踏板汚損防止装置、及び踏板汚損防止装置に用いられる油切板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-138183
公開番号(公開出願番号):特開2015-009975
出願日: 2013年07月01日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】取り付け作業を簡単にすることができ、また、取り付けた際の案内レールの歪みの発生を抑えることができる乗客コンベアの踏板汚損防止装置、及び踏板汚損防止装置に用いられる油切板の提供。【解決手段】本発明は、エスカレータに設けられ、第1帰り側案内レール6のレール部材6aの下面6a1に取り付けられる取り付け板部11aと、踏板1とは反対側に突出するように取り付け板部11aから垂下する垂下板部11bとを有し、潤滑油13を流下させる第1油切板11を備え、取り付け板部11aの長さ寸法を、レール部材6aの長さ寸法よりも短く設定し、取り付け板部11aと垂下板部11bとのなす角度を例えば120°に設定してある。また、垂下板部11bの下部にテーパ縁部11b1を形成し、その下端部11bが踏板1の水平投影面の外に位置するように、第1油切板11を配置してある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
無端状に連結される複数の踏板と、これらの踏板を相互に連結し、これらの踏板を周回走行させる踏板チェーンと、複数のレール部材を接続して形成され往き側の前記踏板の走行を案内する往き側案内レールと、この往き側案内レールの下方に配置され、複数のレール部材を接続して形成され帰り側の前記踏板の走行を案内する帰り側案内レールとを有する乗客コンベアに備えられ、 前記踏板チェーンに供給された潤滑油の滴下による前記踏板の汚損を防止する乗客コンベアの踏板汚損防止装置において、 前記帰り側案内レールを形成する前記レール部材の下面に当接させて取り付けられる取り付け板部と、前記帰り側案内レールによって案内される前記踏板側とは反対方向に突出するように、前記取り付け板部から垂下する垂下板部とを有し、前記潤滑油を流下させる油切板を備え、 前記油切板の前記取り付け板部の前記帰り側案内レールの長手方向に沿う方向の長さ寸法を、前記帰り側案内レールを形成する複数のレール部材のうちの1本のレール部材の長さ寸法よりも短く設定し、 前記油切板の前記取り付け板部と前記油切板の前記垂下板部とのなす角度を鈍角に設定し、 前記油切板の前記垂下板部の下部に、前記帰り側案内レールによって案内される前記踏板側から離れるに従って高さが鉛直下方に低くなるテーパ縁部を形成したことを特徴とする乗客コンベアの踏板汚損防止装置。
IPC (2件):
B66B 23/14 ,  B66B 31/00
FI (3件):
B66B23/14 Z ,  B66B31/00 F ,  B66B23/14 A
Fターム (5件):
3F321AA02 ,  3F321AA07 ,  3F321CC01 ,  3F321HA03 ,  3F321HA33
引用特許:
審査官引用 (1件)

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