特許
J-GLOBAL ID:201503076350960693

エンジンのバルブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  中谷 弥一郎 ,  清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-254896
公開番号(公開出願番号):特開2015-113740
出願日: 2013年12月10日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】低油温時にステムエンドとタペットとの当接部の潤滑性能を高め、高油温時にはバルブステムとコッタ間の潤滑性能を高める。【解決手段】バルブ部材5と、バルブステム5bのステムエンド側に配置されるコッタ8と、コッタ8の外周に配置されるリテーナ7とを備え、熱膨張係数の差異により、オイルの温度が低い時は、バルブステム5bとリテーナ7との間に形成されたオイル流下隙間又はそのオイル流下隙間の他端側の入口を閉塞し、温度が高い時には、オイル流下隙間又はオイル流下隙間の他端側の入口を開放する隙間調整手段を備えるエンジンのバルブ構造とした。隙間調整手段は、バルブステム5bとコッタ8又はコッタ8のステムエンド側に配置されたOリング9とからなり、バルブステム5bの素材の熱膨張係数をコッタ8の素材の熱膨張係数よりも大きくする又はOリング9の素材の熱膨張係数をバルブステム5bの素材の熱膨張係数よりも大きくする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
バルブステムの一端に傘部を備えたバルブ部材と、 前記バルブステムの他端側に配置されるコッタと、 前記コッタの外周に配置されバルブスプリングを支持するリテーナとを備え、 部材の熱膨張係数の差異により、エンジンオイルの温度が低い時は、バルブステムとリテーナとの間に形成されたオイル流下隙間又はそのオイル流下隙間の前記他端側の入口を閉塞し、エンジンオイルの温度が高い時には、前記オイル流下隙間又はそのオイル流下隙間の前記他端側の入口を開放する隙間調整手段を備えることを特徴とするエンジンのバルブ構造。
IPC (2件):
F01L 3/08 ,  F01L 3/20
FI (6件):
F01L3/08 D ,  F01L3/08 A ,  F01L3/08 C ,  F01L3/08 G ,  F01L3/20 C ,  F01L3/20 Z

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