特許
J-GLOBAL ID:201503077879577310

弾性表面波フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 宮▲崎▼・目次特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-262191
公開番号(公開出願番号):特開2015-111845
出願日: 2014年12月25日
公開日(公表日): 2015年06月18日
要約:
【課題】急峻なフィルタ特性を有すると共に、通過帯域が広く、かつ通過帯域内におけるリップルが抑圧された弾性表面波フィルタ装置を提供する。【解決手段】弾性表面波フィルタ装置1は、レイリー波を主モードとして利用し、ラダー型弾性表面波フィルタ部を備えている。直列腕共振子S1、S2、S3を構成する弾性表面波共振子の誘電体層の厚みが、並列腕共振子P1、P2、P3を構成する弾性表面波共振子の誘電体層の厚みと異なっている。直列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位が、並列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位と異なっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直列腕と、 前記直列腕において接続されている直列腕共振子と、 前記直列腕とグラウンドとを接続している並列腕と、 前記並列腕に設けられている並列腕共振子と、 を有するラダー型弾性表面波フィルタ部を備え、レイリー波を主モードとして利用する弾性表面波フィルタ装置であって、 前記直列腕共振子と前記並列腕共振子とのそれぞれは、圧電基板と、前記圧電基板の上に形成されたIDT電極と、前記IDT電極を覆うように形成された誘電体層とを有する弾性表面波共振子により構成されており、 前記圧電基板がLiNbO3基板からなり、オイラー角(φ,θ,ψ)において、θが25°〜45°の範囲内にあり、ψが前記直列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位及び前記並列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位であって、 前記直列腕共振子を構成する弾性表面波共振子の誘電体層が、前記並列腕共振子を構成する弾性表面波共振子の誘電体層よりも厚くされており、前記直列腕共振子を構成する弾性表面波共振子のψが0°±1°の範囲内にあり、前記並列腕共振子を構成する弾性表面波共振子のψが1°〜8°の範囲内にあり、 前記直列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位が、前記並列腕共振子を構成する弾性表面波共振子における弾性表面波の伝搬方位に対してなす角度が、0°より大きく8°以下である、弾性表面波フィルタ装置。
IPC (3件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/25 ,  H03H 9/145
FI (4件):
H03H9/64 Z ,  H03H9/25 C ,  H03H9/145 C ,  H03H9/145 Z
Fターム (16件):
5J097AA01 ,  5J097AA15 ,  5J097AA18 ,  5J097AA19 ,  5J097BB15 ,  5J097DD09 ,  5J097EE10 ,  5J097FF03 ,  5J097FF05 ,  5J097GG03 ,  5J097GG04 ,  5J097GG05 ,  5J097GG07 ,  5J097KK04 ,  5J097KK09 ,  5J097KK10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • フィルタおよび分波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-258956   出願人:富士通メディアデバイス株式会社, 富士通株式会社
  • 電子音響部材
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2008-551645   出願人:エプコスアクチエンゲゼルシャフト
  • 湿度状態検出システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-019792   出願人:ソニー株式会社
全件表示

前のページに戻る