特許
J-GLOBAL ID:201503078596491415

包装袋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 威一郎 ,  立花 顕治 ,  田中 順也 ,  松井 宏記
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-019800
公開番号(公開出願番号):特開2015-110450
出願日: 2015年02月03日
公開日(公表日): 2015年06月18日
要約:
【課題】 包装袋の表裏に形成する切目線の形状およびその組み合わせを工夫することにより、切目線から外れることなく引裂くことができる包装袋を提供することである。【解決手段】 対向する端縁に左右端縁熱接着部を有する外層と中間層と内層とを有する積層体からなり、前記積層体の一方の外層に、左右端縁熱接着部に平行する上下方向の位置を同じくし、左右いずれかの外縁に起点と終点を有する連続する第1切目線を形成し、前記他方の外層に、左右端縁熱接着部に平行する上下方向の位置を同じくし、左右いずれかの外縁に起点と終点を有する連続する第2切目線を平面視で前記第1切目線と形成位置を異にして形成し、前記第1切目線と第2切目線から左右方向に引裂き開口した際に、引裂き開口部に段差を生じさせることを特徴とする包装袋。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外層とアルミニウムからなる中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体の前記内層同士を重ね合わせて、 対向する一組の端縁の対向する位置に少なくとも端縁熱接着部を形成し、前記積層体の一方の外層に、前記端縁熱接着部の一方の外縁乃至外縁近傍を起点として、当該起点と前記端縁熱接着部に平行する方向の位置を同じくする他方の外縁乃至外縁近傍を終点とする第1切目線を形成し、 前記積層体の他方の外層に、前記端縁熱接着部の一方の外縁乃至外縁近傍を起点として、当該起点と前記端縁熱接着部に平行する方向の位置を同じくする他方の外縁乃至外縁近傍を終点とする第2切目線を形成し、 前記積層体の平面視状態における前記第1切目線と前記第2切目線の形成位置を異なるものとすることで、前記第1切目線と前記第2切目線に沿って包装袋の上端側を前記端縁熱接着部に直交する方向に引裂き開口した際に、引裂き開口部を形成する前記積層体の一方の切断面の外郭と前記積層体の他方の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋であって、 前記第1切目線は、 起点から前記端縁熱接着部の内縁に向う方向に進行して起点側の前記端縁熱接着部の内縁にまで達しない位置で近接するように延伸する起点側の複数本の切目線と、 終点から前記端縁熱接着部の内縁に向う方向に進行して終点側の前記端縁熱接着部の内縁にまで達しない位置で近接するように延伸する終点側の複数本の切目線と、 起点側の複数本の切目線と終点側の複数本の切目線との間に配置され、前記起点側の複数本の切目線の近接した終端側から分岐して前記終点側の複数本の切目線の近接した終端側に収斂する中央側の複数本の切目線と を少なくとも備えており、 前記第2切目線は、 起点から前記端縁熱接着部の内縁に向う方向に進行して起点側の前記端縁熱接着部の内縁にまで達しない位置で近接するように延伸する起点側の複数本の切目線と、 終点から前記端縁熱接着部の内縁に向う方向に進行して終点側の前記端縁熱接着部の内縁にまで達しない位置で近接するように延伸する終点側の複数本の切目線と、 前記起点側の複数本の切目線の近接した部分から前記端縁熱接着部に直交する方向に進行して前記終点側の複数本の切目線の近接した部分に達する中央側の一本の切目線と、 を少なくとも備えており、 前記積層体の平面視状態における前記第1切目線を構成する前記中央側の複数本の切目線の形成位置は、上端側に膨れる切目線と下端側に膨れる切目線から構成されており、 前記第2切目線の中央側の一本の切目線は、前記第1切目線の前記上端側に膨れる切目線と前記下端側に膨れる切目線と、の間と対応する位置を通過する、ことを特徴とする包装袋。
IPC (3件):
B65D 33/00 ,  B65D 33/25 ,  B65D 75/62
FI (3件):
B65D33/00 C ,  B65D33/25 A ,  B65D75/62 A

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