特許
J-GLOBAL ID:201503078910874570

集音・放音装置、音源分離ユニット及び音源分離プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 工藤 宣幸 ,  若林 裕介 ,  吉田 倫太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-199981
公開番号(公開出願番号):特開2015-070291
出願日: 2013年09月26日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】 放音音がある状況においても、放音音の音種によらず、意図した音源からの目的音を良好に抽出できる集音・放音装置を提供する。【解決手段】 集音・放音装置は、1又は複数のスピーカから放音すると共に、2本のマイクロホンが周囲音を捕捉するものである。スピーカから放音されて各マイクロホンで捕捉された放音非目的音を除去する、音響エコーキャンセラ構成を流用した放音非目的音除去手段と、その出力から目的音を抽出する音源分離手段とを有する。音源分離手段においては、放音非目的音を除去された入力音信号から音源分離のためのパラメータを生成し、それを、放音非目的音除去手段内で生成された疑似放音非目的音信号に基づいて修正して音源分離に用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも2本のマイクロホンが周囲音を捕捉する集音部と、1又は複数のスピーカから放音する放音部とを有する集音・放音装置において、 上記2本のマイクロホンが周囲音を捕捉した入力音信号に基づき、所定方位にある音源からの目的音を抽出する音源分離手段と、 上記放音部が放音する音信号が入力され、上記スピーカから放音され、上記各マイクロホンで捕捉された放音に伴う非目的音を疑似した疑似放音非目的音信号を生成し、上記各マイクロホンからの入力音信号から減算することにより、上記各マイクロホンで捕捉された放音非目的音を除去する、上記音源分離手段へ至る経路までに設けられた放音非目的音除去手段とを備え、 上記音源分離手段は、 上記放音非目的音除去手段から出力された放音非目的音を除去された入力音信号から、音源分離のための第1のパラメータを生成する第1の分離用パラメータ生成部と、 上記放音非目的音除去手段内で生成された疑似放音非目的音信号に基づいて、音源分離のための第2のパラメータを生成する第2の分離用パラメータ生成部と、 上記第1のパラメータを上記第2のパラメータを利用して修正して音源分離に利用する最終的なパラメータを得るパラメータ修正部と、 修正されたパラメータを適用して音源分離を行う音源分離部とを有し、 放音非目的音を上記放音非目的音除去手段で除去すると共に、その他の非目的音を上記音源分離手段で除去して目的音を抽出する ことを特徴とする集音・放音装置。
IPC (5件):
H04R 3/00 ,  H04R 3/02 ,  G10L 21/020 ,  G10L 21/027 ,  H04M 1/60
FI (6件):
H04R3/00 320 ,  H04R3/02 ,  G10L21/02 102A ,  G10L21/02 202A ,  G10L21/02 202B ,  H04M1/60 Z
Fターム (10件):
5D220BA01 ,  5D220BB04 ,  5D220CC06 ,  5K127AA36 ,  5K127BA03 ,  5K127BB15 ,  5K127CA25 ,  5K127KA04 ,  5K127MA08 ,  5K127MA32

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